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2.1. インテルFPGA IPコアの紹介
2.2. Intel® FPGA IPコアのインストールとライセンス取得
2.3. IPコアのパラメーターとオプションの指定 ( インテル® Quartus® Primeプロ・エディション)
2.4. IPコア生成の出力 (インテルQuartus Primeプロ・エディション)
2.5. インテルIPコア用に生成されるファイル (従来のパラメーター・エディター)
2.6. インテルFPGA IPコアのシミュレーション
2.7. デザイン階層と一致するSignal Tapデバッグファイルの作成
2.8. LL Ethernet 10G MAC Intel® FPGA IPコアのパラメーター設定
2.9. LL Ethernet 10G MAC Intel® FPGA IPコアのアップグレード
2.10. LL Ethernet 10G MAC Intel® FPGA IPコアのデザインの考慮事項
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2.3. IPコアのパラメーターとオプションの指定 ( インテル® Quartus® Primeプロ・エディション)
インテルFPGA IPコアのコンフィグレーションを、 インテル® Quartus® Primeパラメーター・エディターで素早く行います。IP Catalog内の任意のコンポーネントをダブルクリックして、パラメーター・エディターを起動します。パラメーター・エディターを使用すると、IPコアのカスタム・バリエーションの定義ができます。パラメーター・エディターでは、IPバリエーションの合成とオプションのシミュレーション・ファイルを生成し、バリエーションを表す .ip ファイルをプロジェクトに自動的に追加します。
次の手順に従って、パラメーター・エディターでIPコアの位置の特定、インスタンス化、およびカスタマイズを行います。
- インテル® Quartus® Primeプロジェクト (.qpf) を作成または開き、インスタンス化されたIPのバリエーションを含めます。
- IP Catalog (Tools > IP Catalog) で、カスタマイズするIPコアの名前を探してダブルクリックします。特定のコンポーネントを検索するには、IP Catalog検索ボックスにコンポーネント名の一部または全部を入力します。New IP Variationウィンドウが表示されます。
- カスタムIPバリエーションのトップレベル名を指定します。IPバリエーション名やパスには空白を含めないでください。パラメーター・エディターは、 <your_ip> .ip. という名前のファイルにIPバリエーションの設定を保存します。OKをクリックするとパラメーター・エディターが表示されます。
図 4. IPパラメーター・エディター (インテルQuartus Primeプロ・エディション)
- パラメーター・エディターでパラメーター値を設定し、コンポーネントのブロック・ダイアグラムを表示します。下部のParameterization Messagesタブには、IPパラメーターのエラーが表示されます。
- 使用するIPコアにパラメーター値のプリセットが提供されている場合は、必要に応じてそれを選択します。プリセットにより、特定のアプリケーションの初期パラメーター値が指定されます。
- IPコアの機能、ポートのコンフィグレーション、およびデバイス固有の機能を定義するパラメーターを指定します。
- 他のEDAツールでIPコアファイルを処理するオプションを指定します。
注: 特定のIPコア・パラメーターの詳細については、各IPコアのユーザーガイドを参照してください。 - Generate HDLをクリックして、Generationダイアログボックスを表示します。
- 出力ファイルの生成オプションを指定し、Generateをクリックします。合成ファイルおよびシミュレーション・ファイルが仕様に応じて生成されます。
- シミュレーション向けテストベンチを生成するには、Generate > Generate Testbench Systemをクリックします。テストベンチの生成オプションを指定し、Generateをクリックします。
- テキストエディターにコピー・アンド・ペーストが可能なHDLインスタンス化のテンプレートを生成するには、Generate > Show Instantiation Templateをクリックします。
- Finishをクリックします。IPバリエーションを表すファイルをプロジェクトに追加するかどうかを確認するメッセージが表示されたら、Yesをクリックします。
- IP バリエーションの生成とインスタンス化の完了後に適切にピンを割り当て、ポートを接続します。
注: 一部のIPコアでは、IPコアのパラメーターに従って、異なるHDL実装を生成します。そのようなIPコアの基になるRTLには、固有のハッシュコードが含まれています。これにより、異なるバリエーションのIPコア間でのモジュール名の衝突を防止します。IP生成中に同じIP設定とソフトウェアのバージョンが与えられた場合、この一意のコードは一貫性を保ちます。この一意のコードは、IPコアのパラメーターを編集するか、またはIPコアのバージョンをアップグレードすると変わる場合があります。シミュレーション環境でこれらの一意コードへの依存関係を回避するには、Generating a Combined Simulator Setup Scriptを参照してください。