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2.1. インテルFPGA IPコアの紹介
2.2. Intel® FPGA IPコアのインストールとライセンス取得
2.3. IPコアのパラメーターとオプションの指定 ( インテル® Quartus® Primeプロ・エディション)
2.4. IPコア生成の出力 (インテルQuartus Primeプロ・エディション)
2.5. インテルIPコア用に生成されるファイル (従来のパラメーター・エディター)
2.6. インテルFPGA IPコアのシミュレーション
2.7. デザイン階層と一致するSignal Tapデバッグファイルの作成
2.8. LL Ethernet 10G MAC Intel® FPGA IPコアのパラメーター設定
2.9. LL Ethernet 10G MAC Intel® FPGA IPコアのアップグレード
2.10. LL Ethernet 10G MAC Intel® FPGA IPコアのデザインの考慮事項
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5.11. Statisticsレジスター
プリフィクス tx_ 付きの統計情報カウンターでは、TXデータパス上の統計情報を収集します。プリフィクス rx_ では、RXデータパス上の統計情報を収集します。カウンターが収集するのは、次のフレームの統計情報です。
- 良好なフレーム - 有効なフレーム長のエラーのないフレーム
- エラーフレーム - エラーを含むフレーム、または無効なフレーム長のフレーム
- 無効なフレーム - MAC IPコアまたはその現在のコンフィグレーションでサポートされていないフレーム。例えば、MACがすべてのユニキャスト・フレームを受信するようにコンフィグレーションされている場合、アドレス・フィルタリングがディスエーブルになっているため、ユニキャスト・フレームは有効と見なされます。MACでは無効なフレームをドロップします。
ほとんどの統計情報カウンターは36ビット幅で、2つのオフセットを占有します。ユーザー・アプリケーションは、最初に下位32ビットを読み出した後に、上位4ビットを読み出す必要があります。
- カウンターの下位32ビットが最初のオフセットを占有します。
- カウンターの上位4ビットは、2番目のオフセットでビット3:0を占有します。
- 2番目のオフセットのビット31:5は予約済みです。
統計情報カウンターを使用するときは、次のガイドラインを考慮してください。
- MAC IPコアが連続してアンダーサイズ・フレームを送受信する場合、メモリーベースの統計情報カウンターは正確でない場合があります。TXデータパス上では、この状況を回避するためにパディングをイネーブルできます。アンダーサイズ・フレームは、64バイト未満のフレームです。
- TXおよびRXデータパスのリセットが進行中の場合は、統計情報カウンターにアクセスしないでください。これを行うと、予測できない結果につながる可能性があります。
ワードオフセット | レジスター名 | 説明 | アクセス | HWリセット値 |
---|---|---|---|---|
0x0140 | tx_stats_clr |
|
RWC | 0x0 |
0x01C0 | rx_stats_clr |
|
RWC | 0x0 |
0x0142 | tx_stats_framesOK | 36ビットの統計情報カウンター。制御フレームを含む、正常に受信または送信されたフレーム数を収集します。 | RO | 0x0 |
0x0143 | ||||
0x01C2 | rx_stats_framesOK | |||
0x01C3 | ||||
0x0144 | tx_stats_framesErr | 36ビットの統計情報カウンター。制御フレームを含む、エラーで受信または送信されたフレーム数を収集します。 | RO | 0x0 |
0x0145 | ||||
0x01C4 | rx_stats_framesErr | |||
0x01C5 | ||||
0x01C6 | rx_stats_framesCRCErr | 36ビットの統計情報カウンター。CRCエラーのあるRXフレーム数を収集します。 | RO | 0x0 |
0x01C7 | ||||
0x0148 | tx_stats_octetsOK | 64ビットの統計情報カウンター。制御フレームのバイトを含むペイロード長を収集します。ペイロード長は、受信または送信されたデータとパディングバイトの数です。tx_vlan_detection[0] または rx_vlan_detection[0] レジスタービットが1に設定されている場合、VLANタグおよびスタックVLANタグは、それぞれTXペイロードまたはRXペイロードの一部としてカウントされます。 | RO | 0x0 |
0x0149 | ||||
0x01C8 | rx_stats_octetsOK | |||
0x01C9 | ||||
0x014A | tx_stats_pauseMACCtrl_Frames | 36ビットの統計情報カウンター。受信または送信された有効な一時停止フレーム数を収集します。 | RO | 0x0 |
0x014B | ||||
0x01CA | rx_stats_pauseMACCtrl_Frames | |||
0x01CB | ||||
0x014C | tx_stats_ifErrors | 36ビットの統計情報カウンター。無効かつエラーで受信または送信されたフレーム数を収集します。 | RO | 0x0 |
0x014D | ||||
0x01CC | rx_stats_ifErrors | |||
0x01CD | ||||
0x014E | tx_stats_unicast_FramesOK | 36ビットの統計情報カウンター。制御フレームを除く、受信または送信された正常なユニキャスト・フレーム数を収集します。 | RO | 0x0 |
0x014F | ||||
0x01CE | rx_stats_unicast_FramesOK | |||
0x01CF | ||||
0x0150 | tx_stats_unicast_FramesErr | 36ビットの統計情報カウンター。制御フレームを除く、エラーで受信または送信されたユニキャスト・フレーム数を収集します。 | RO | 0x0 |
0x0151 | ||||
0x01D0 | rx_stats_unicast_FramesErr | |||
0x01D1 | ||||
0x0152 | tx_stats_multicast_FramesOK | 36ビットの統計情報カウンター。制御フレームを除く、受信または送信された正常なマルチキャスト・フレーム数を収集します。 | RO | 0x0 |
0x0153 | ||||
0x01D2 | rx_stats_multicast_FramesOK | |||
0x01D3 | ||||
0x0154 | tx_stats_multicast_FramesErr | 36ビットの統計情報カウンター。制御フレームを除く、エラーで受信または送信されたマルチキャスト・フレーム数を収集します。 | RO | 0x0 |
0x0155 | ||||
0x01D4 | rx_stats_multicast_FramesErr | |||
0x01D5 | ||||
0x0156 | tx_stats_broadcast_FramesOK | 36ビットの統計情報カウンター。制御フレームを除く、受信または送信された正常なブロードキャスト・フレーム数を収集します。 | RO | 0x0 |
0x0157 | ||||
0x01D6 | rx_stats_broadcast_FramesOK | |||
0x01D7 | ||||
0x0158 | tx_stats_broadcast_FramesErr | 36ビットの統計情報カウンター。制御フレームを除く、エラーで受信または送信されたブロードキャスト・フレーム数を収集します。 | RO | 0x0 |
0x0159 | ||||
0x01D8 | rx_stats_broadcast_FramesErr | |||
0x01D9 | ||||
0x015A | tx_stats_etherStatsOctets | 64ビットの統計情報カウンター。受信または送信されたオクテットの総数を収集します。このカウントには、正常なフレーム、エラーのあるフレーム、および無効なフレームが含まれます。 | RO | 0x0 |
0x015B | ||||
0x01DA | rx_stats_etherStatsOctets | |||
0x01DB | ||||
0x015C | tx_stats_etherStatsPkts | 36ビットの統計情報カウンター。受信または送信された正常なフレーム、エラーのあるフレーム、および無効なフレームの総数を収集します。 | RO | 0x0 |
0x015D | ||||
0x01DC | rx_stats_etherStatsPkts | |||
0x01DD | ||||
0x015E | tx_stats_etherStatsUndersizePkts | 36ビットの統計情報カウンター。アンダーサイズのTXまたはRXフレーム数を収集します。 | RO | 0x0 |
0x015F | ||||
0x01DE | rx_stats_etherStatsUndersizePkts | |||
0x01DF | ||||
0x0160 | tx_stats_etherStatsOversizePkts | 36ビットの統計情報カウンター。指定された最大フレーム長を超える長さのTXまたはRXフレーム数を収集します。 | RO | 0x0 |
0x0161 | ||||
0x01E0 | rx_stats_etherStatsOversizePkts | |||
0x01E1 | ||||
0x0162 | tx_stats_etherStatsPkts64Octets | 36ビットの統計情報カウンター。CRCフィールドを含み、プリアンブルおよびSFDバイトを除く、64バイトのTXまたはRXフレーム数を収集します。このカウントには、正常なフレーム、エラーのあるフレーム、および無効なフレームが含まれます。 | RO | 0x0 |
0x0163 | ||||
0x01E2 | rx_stats_etherStatsPkts64Octets | |||
0x01E3 | ||||
0x0164 | tx_stats_etherStatsPkts65to127Octets | 36ビットの統計情報カウンター。CRCフィールドを含み、プリアンブルおよびSFDバイトを除く、65から127バイトの間の長さのTXまたはRXフレーム数を収集します。このカウントには、正常なフレーム、エラーのあるフレーム、および無効なフレームが含まれます。 | RO | 0x0 |
0x0165 | ||||
0x01E4 | rx_stats_etherStatsPkts65to127Octets | |||
0x01E5 | ||||
0x0166 | tx_stats_etherStatsPkts128to255Octets | 36ビットの統計情報カウンター。CRCフィールドを含み、プリアンブルおよびSFDバイトを除く、128から255バイトの間の長さのTXまたはRXフレーム数を収集します。このカウントには、正常なフレーム、エラーのあるフレーム、および無効なフレームが含まれます。 | RO | 0x0 |
0x0167 | ||||
0x01E6 | rx_stats_etherStatsPkts128to255Octets | |||
0x01E7 | ||||
0x0168 | tx_stats_etherStatsPkts256to511Octets | 36ビットの統計情報カウンター。CRCフィールドを含み、プリアンブルおよびSFDバイトを除く、256から511バイトの間の長さのTXまたはRXフレーム数を収集します。このカウントには、正常なフレーム、エラーのあるフレーム、および無効なフレームが含まれます。 | RO | 0x0 |
0x0169 | ||||
0x01E8 | rx_stats_etherStatsPkts256to511Octets | |||
0x01E9 | ||||
0x016A | tx_stats_etherStatsPkts512to1023Octets | 36ビットの統計情報カウンター。CRCフィールドを含み、プリアンブルおよびSFDバイトを除く、512から1,023バイトの間の長さのTXまたはRXフレーム数を収集します。このカウントには、正常なフレーム、エラーのあるフレーム、および無効なフレームが含まれます。 | RO | 0x0 |
0x016B | ||||
0x01EA | rx_stats_etherStatsPkts512to1023Octets | |||
0x01EB | ||||
0x016C | tx_stats_etherStatPkts1024to1518Octets | 36ビットの統計情報カウンター。CRCフィールドを含み、プリアンブルおよびSFDバイトを除く、1,024から1,518バイトの間の長さのTXまたはRXフレーム数を収集します。このカウントには、正常なフレーム、エラーのあるフレーム、および無効なフレームが含まれます。 | RO | 0x0 |
0x016D | ||||
0x01EC | rx_stats_etherStatPkts1024to1518Octets | |||
0x01ED | ||||
0x016E | tx_stats_etherStatsPkts1519toXOctets | 36ビット統計情報カウンター。CRCフィールドを含み、プリアンブルおよびSFDバイトを除く、1,519バイトの長さのTXまたはRXフレーム数を収集します。このカウントには、正常なフレーム、エラーのあるフレーム、および無効なフレームが含まれます。 | RO | 0x0 |
0x016F | ||||
0x01EE | rx_stats_etherStatsPkts1519toXOctets | |||
0x01EF | ||||
0x01F0 | rx_stats_etherStatsFragments | 36ビットの統計情報カウンター。長さが64バイト未満かつCRCエラーのあるRXフレームの総数を収集します。MACはこれらのフレームをドロップしません。 | RO | 0x0 |
0x01F1 | ||||
0x01F2 | rx_stats_etherStatsJabbers | 36ビットの統計情報カウンター。CRCエラーのあるオーバーサイズのRXフレーム数を収集します。MACはこれらのフレームをドロップしません。 | RO | 0x0 |
0x01F3 | ||||
0x01F4 | rx_stats_etherStatsCRCErr | 36ビットの統計情報カウンター。CRCエラーのあるRXフレーム数を収集します。長さは64からレジスターで指定された最大フレーム長までです。MACはこれらのフレームをドロップしません。 | RO | 0x0 |
0x01F5 | ||||
0x0176 | tx_stats_unicastMACCtrlFrames | 36ビットの統計情報カウンター。有効なTXまたはRXのユニキャスト制御フレーム数を収集します。 | RO | 0x0 |
0x0177 | ||||
0x01F6 | rx_stats_unicastMACCtrlFrames | |||
0x01F7 | ||||
0x0178 | tx_stats_multicastMACCtrlFrames | 36ビットの統計情報カウンター。有効なTXまたはRXのマルチキャスト制御フレーム数を収集します。 | RO | 0x0 |
0x0179 | ||||
0x01F8 | rx_stats_multicastMACCtrlFrames | |||
0x01F9 | ||||
0x017A | tx_stats_broadcastMACCtrlFrames | 36ビットの統計情報カウンター。有効なTXまたはRXのブロードキャスト制御フレーム数を収集します。 | RO | 0x0 |
0x017B | ||||
0x01FA | rx_stats_broadcastMACCtrlFrames | |||
0x01FB | ||||
0x017C | tx_stats_PFCMACCtrlFrames | 36ビットの統計情報カウンター。有効なTXまたはRX PFCのフレーム数を収集します。 | RO | 0x0 |
0x017D | ||||
0x01FC | rx_stats_PFCMACCtrlFrames | |||
0x01FD |