F-Tile Serial Lite IV Intel® FPGA IPユーザーガイド

ID 741328
日付 6/26/2023
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ドキュメント目次

5.1.4.7. 長さのチェック

MAC 機能は、ベーシック、VLAN、およびスタック VLAN タグ付きフレームのフレームおよびペイロード長をチェックします。ジャンボフレームは長さチェックを行いません。

フレーム長は64 (0x40) バイト以上で、さまざまなフレームタイプの次の最大値を超えないようにする必要があります。

  • 基本 - rx_frame_maxlength レジスターの値
  • VLAN タグ付きフレーム - で指定された値 frm_length レジスタープラス4
  • スタックされた VLAN タグ付きフレーム - で指定された値 frm_length レジスタープラス8

FIFO バッファのオーバーフローを防ぐため、MAC 関数は、フレームが許容最大長より 11 バイトを超えている場合にフレームを切り捨てます。

有効な長さのフレームの場合、MAC 機能はペイロード長をチェックし続けます。 NO_LGTH_CHECK 少し入った コマンド構成 register は 0 に設定されます。MAC 機能は、フレームを受信するときにペイロード長を追跡し、基本 MAC フレームの長さ/タイプ フィールド、または VLAN タグ付きフレームのクライアントの長さ/タイプ フィールドと比較して長さをチェックします。ペイロード長は、次の条件を満たす場合に有効です。

  • 実際のペイロードの長さは、長さ/タイプまたはクライアントの長さ/タイプ フィールドの値と一致します。
  • 基本フレーム - ペイロードの長さは、1536 を除く 46 (0x2E) ~ 1536 (0x0600) バイトです。
  • VLAN タグ付きフレーム - ペイロードの長さは、1536 を除く 42 (0x2A) ~ 1536 (0x0600) です。
  • スタックされた VLAN タグ付きフレーム - ペイロードの長さは 38 (0x26) ~ 1536 (0x0600) (1536 を除く) です。

フレームまたはペイロードの長さが有効でない場合、MAC 機能は次の信号のいずれかをアサートして長さエラーを示します。

  • rx_err[1] 内部 FIFO バッファを備えた MAC の場合。
  • data_rx_error[0] 内部 FIFO バッファのない MAC の場合。