F-Tile Serial Lite IV Intel® FPGA IPユーザーガイド

ID 741328
日付 6/26/2023
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ドキュメント目次

5.1.3. MAC送信データ・パス

送信パスでは、MAC 機能がユーザー アプリケーションからフレームを受け取り、PHY に転送する前にイーサネット フレームを構築します。 MAC 設定に応じて、MAC 機能はペイロードを再調整し、送信元アドレスを変更し、32 ビット巡回冗長検査 (CRC-32) フィールドを計算して追加し、パケット間ギャップ (IPG) バイトを挿入します。半二重モードでは、MAC 機能も衝突を検出し、衝突が発生した場合にフレームの再送信を試みます。次の条件が送信をトリガーします。
  • 内部 FIFO バッファを使用した MAC バリエーションでは、次のようになります。
    • カットスルー モード - FIFO レベルのレベルが送信セクション フルしきい値に達すると送信が開始されます。
    • ストア アンド フォワード モード - 完全なパケットが受信されると送信が開始されます。
      注: ストア アンド フォワード モードで内部 FIFO バッファを使用するには、内部 FIFO バッファ サイズが送信パケット サイズより大きいことを確認してください。送信されたパケット サイズが内部 FIFO バッファ サイズより大きい場合、 Triple-Speed Ethernet Intel® FPGA IP パケットを送信しないとロックアップします。 IP のロックアップは、IP をハード リセットすることによってのみクリアできます。
  • 内部 FIFO バッファのない MAC バリエーションでは、データが利用可能になるとすぐに送信が開始されます。 Avalon® ストリーミング送信インターフェイス。