F-Tile Serial Lite IV Intel® FPGA IPユーザーガイド

ID 741328
日付 6/26/2023
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ドキュメント目次

6.3.1. Triple-Speed Ethernet MII/GMIIを備えたシステム

図 45.  Triple-Speed Ethernet レジスタ初期化推奨を備えた MII/GMII を備えたシステム

上の図に示す例では、次の推奨初期化シーケンスを使用してください。

  1. MDIO を使用した外部 PHY の初期化

    //外部 PHY アドレスが 0x0A であると仮定します

    mdio_addr0 = 0x0A

    //外部 PHY レジスタは MDIO スペース 0 にマップされます

    MDIO 空間 0 (dword オフセット 0x80 ~ 0x9F) への読み取り/書き込み = PHY レジスタ 0 ~ 31 への読み取り/書き込み

  2. MAC 構成レジスタの初期化
    1. MAC 送信および受信データパスを無効にする 設定を変更する前に、MAC 送信および受信データパスを無効にしてください。

      // コマンド設定レジスタの TX_ENA ビットと RX_ENA ビットを 0 に設定します

      Command_config レジスタ = 0x00802220

      //TX_ENA ビットを読み取り、RX_ENA ビットが 0 に設定されていることを確認し、TX および RX パスが無効になっていることを確認します

      待機 Command_config レジスタ = 0x00802220

    2. MAC FIFOコンフィグレーション

      Tx_section_empty = 最大 FIFO サイズ - 16

      Tx_almost_full = 3

      Tx_almost_empty = 8

      Rx_section_empty = 最大 FIFO サイズ - 16

      Rx_almost_full = 8

      Rx_almost_empty = 8

      //カットスルー モード。ストア アンド フォワード モードを有効にするには、このしきい値を 0 に設定します。

      Tx_section_full = 16

      //カットスルー モード。ストア アンド フォワード モードを有効にするには、このしきい値を 0 に設定します。

      Rx_section_full = 16

    3. MACブロック・コンフィグレーション

      //MAC アドレスは 00-1C-23-17-4A-CB

      mac_0 = 0x17231C00

      mac_1 = 0x0000CB4A

    4. MACブロック・コンフィグレーション

      //最大フレーム長は 1518 バイトです

      Frm_length = 1518

      //最小パケット間ギャップは 12 バイトです

      Tx_ipg_length = 12

      //フロー制御の最大一時停止量値

      一時停止_quant = 0xFFFF

      //次のオプションを使用して MAC を設定します。

      // 100Mbps、ユーザーはこの情報を PHY ステータス/PCS ステータスから取得できます

      //全二重、ユーザーは PHY ステータス/PCS ステータスからこの情報を取得できます

      //受信時のパディングの削除

      //CRC の削除

      //送信パケットにTX MACアドレスを挿入

      // mac_0 と mac_1 を送信元 MAC アドレスとして選択します

      Command_config レジスタ = 0x00800220

    5. Reset MAC
      インテル MAC 速度またはデュプレックスが変更された場合は、ソフトウェア リセットを実行することをお勧めします。 MAC ソフトウェア リセット ビットは、ソフトウェア リセットが完了すると自動的にクリアされます。

      //SW_RESETビットを1に設定

      Command_config レジスタ = 0x00802220

      待機 Command_config レジスタ = 0x00800220

    6. MAC 送信および受信データパスを有効にする

      //コマンド設定レジスタでTX_ENAとRX_ENAを1に設定

      Command_config レジスタ = 0x00800223

      //TX_ENA ビットと RX_ENA ビットが 1 に設定されていることを読み取り、TX および RX パスが有効であることを確認します

      待機 Command_config レジスタ = 0x00800223