インテルのみ表示可能 — GUID: mwh1410383722386
Ixiasoft
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2.4.1.1.1. クロックの自動検出と制約の作成
次のコマンドは、100MHz の要件をもつベースクロックを制約のないベース・クロック・ノードに指定するものです。
derive_clocks -period 10
derive_clocks コマンドは、各クロックのターゲットとなるレジスターまたはポートの名前に従い、自動作成されるベースクロックに名前を付けます。自動作成されるクロックには、サフィックスの「~derived」が付きます。別のサフィックスを選択して追加するには、derive_clocks コマンドに -suffix オプションを使用します。
ベースクロックを自動的に作成する場合は、-create_base_clocks オプションを derive_pll_clocks に使用します。このオプションを使用すると、derive_pll_clocks コマンドでは、PLL 生成時に指定する入力周波数情報に基づき各 PLL のベースクロックが自動的に作成されます。この機能は、単純なポートから PLL への接続で機能します。ベースクロックは、複雑な PLL 接続 (カスケードされた PLL など) には自動的に生成されません。コマンド derive_pll_clocks -create_base_clocks を使用して、すべての PLL 入力に入力クロックを自動的に作成することもできます。