インテルのみ表示可能 — GUID: mwh1410383754056
Ixiasoft
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2.4.3.2. 最大スキュー (set_max_skew)
set_max_skew -from_clock { clock } -to_clock { * } -from foo -to blat 2
set_max_delay、set_min_delay、set_multicycle_path、および set_false_path 制約は、set_max_skew タイミング制約に影響しません。ただし、set_clock_groups 制約は set_max_skew 制約に影響します。
タイミング・アナライザーは、2 つのパスのクロックが相互に排他的である場合は、それらのパスのスキューを比較しません。ただし、タイミング・アナライザーは、クロックが非同期のパスのスキューを解析します。
引数 | 詳細 |
---|---|
-h | -help | ショートヘルプ |
-long_help | 使用例と考えられる戻り値を提供するロングヘルプ |
-fall_from_clock <names> | 有効な送信元クロック (Tcl は文字列パターンに一致します)。解析では、立ち下がりクロックエッジからのパスのみを考慮します。 |
-fall_to_clock <names> | 有効な送信先クロック (Tcl は文字列パターンに一致します)。解析では、立ち下がりクロックエッジからのパスのみを考慮します。 |
-from <names> 2 | 有効な送信元 (Tcl は文字列パターンに一致します) |
-from_clock <names> | 有効な送信元クロック (Tcl は文字列パターンに一致します) |
-get_skew_value_from_clock_period <src_clock_period|dst_clock_period|min_clock_period> | スキュー制約をクロック周期の倍数として解釈するオプション |
-rise_from_clock <names> | 有効な送信元クロック (Tcl は文字列パターンに一致します)。解析では、立ち上がりクロックエッジからのパスのみを考慮します。 |
-rise_to_clock <names> | 有効な送信先クロック (Tcl は文字列パターンに一致します)。解析では、立ち上がりクロックエッジへのパスのみを考慮します。 |
-skew_value_multiplier <multiplier> | この値でクロック周期を乗算し、スキュー要件を計算します。 |
-to <names> 2 | 有効な送信先 (Tcl は文字列パターンに一致します) |
-to_clock <names> | 有効な送信先クロック (Tcl は文字列パターンに一致します) |
<skew> | 必要なスキューの値 |
クロック間に最大スキュー制約を適用すると、(-from オプションで) 指定したクロックで駆動されるすべてのレジスターまたはポートから、(-to オプションで) 指定したクロックで駆動されるすべてのレジスターまたはポートに制約が適用されます。
最大スキュー解析には、データ到着時間、クロック到着時間、レジスターのマイクロ・パラメーター、クロックの不確実性、オンダイの変動、およびクロックの悲観性除去を含めることができます。これらのうち、フィッターはデフォルトで、クロックの悲観性除去のみを無効にします。
-get_skew_value_from_clock_period を使用して、起動クロック周期またはラッチクロック周期、もしくは 2 つのうちの小さい方の周期の倍数としてスキューを設定します。このオプションを使用する場合は、-skew_value_multiplier を設定します。位置的なスキューオプションは設定できません。複数のクロックがスキューのパスのセットに提供されている場合、タイミング・アナライザーは最も小さい周期のクロックを使用してスキュー制約を計算します。
Report Max Skew... (report_max_skew) をクリックし、最大スキュー解析を表示します。スキューは 2 つ以上のパス間で発生するため、-from/-from_clock および -to/-to_clock でのフィルター結果が 2 パスよりも少ない場合、結果は表示されません。