インテルのみ表示可能 — GUID: rse1705964929091
Ixiasoft
インテルのみ表示可能 — GUID: rse1705964929091
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2.6.2. quartus_staw実行ファイル
- タイミング・アナライザーをスタンドアロンの GUI アプリケーションとして実行するには、コマンドプロンプトで次の内容を入力します。
quartus_staw
quartus_staw では、プロジェクト名を引数として指定すると、タイミング・アナライザーGUIでプロジェクトを自動的に開くことができます。次の例のようになります。プロジェクト名を引数として指定すると、GUIを開いた後にプロジェクト・ファイルを検索する必要がなくなるため、時間の節約になります。
quartus_staw <project name>
タイミングレポートの作成および解析コマンドを含むTclスクリプトを指定すると、タイミング・アナライザーGUIでプロジェクトを開くたびにそれを自動的に実行することができます。この機能を使用すると、レポートの統一セットを簡単に定義してタイミング・アナライザーGUIで常に生成することができるため、新しいプロジェクトを開いてインタラクティブなタイミングレポートを作成する際の時間節約になります。--report_script オプションを使用して、レポートスクリプトへのパスを指定します。
quartus_staw --report_script=<custom script>
レポート作成コマンドと解析コマンドのみをレポートスクリプトに含める必要があります。プロジェクトを開く/閉じる、タイミング・ネットリストを作成する、.sdc ファイルを読み取る、またはタイミング・ネットリストを更新するTclコマンドは含めないでください。レポートスクリプトは、タイミング・アナライザーで解析に向けたタイミング・ネットリストが完全に準備された後に実行されます。
オプションで、レポート作成コマンドと解析コマンドの出力に対するディレクトリー名とファイル名を指定することができます。スクリプト内のレポート作成コマンドの出力は、レポート作成スクリプトの完了時にタイミング・アナライザーGUIの指定フォルダー名に表示されます。この時点において、必要に応じて他のレポート作成や解析を実行することができます。