インテルのみ表示可能 — GUID: mwh1410383613824
Ixiasoft
2.4.4.5.1. デフォルトのマルチサイクル解析
2.4.4.5.2. エンド・マルチサイクル・セットアップ = 2、エンド・マルチサイクル・ホールド = 0
2.4.4.5.3. エンド・マルチサイクル・セットアップ = 2、エンド・マルチサイクル・ホールド = 1
2.4.4.5.4. 同じ周波数のクロック (送信先クロックのオフセットあり)
2.4.4.5.5. 送信元クロック周波数の倍数になる送信先クロック周波数
2.4.4.5.6. 送信元クロック周波数の倍数になる送信先クロック周波数 (オフセットあり)
2.4.4.5.7. 送信先クロック周波数の倍数になる送信元クロック周波数
2.4.4.5.8. 送信先クロック周波数の倍数になる送信元クロック周波数 (オフセットあり)
2.5.1. Fmax 概要レポート
2.5.2. Report Timingレポート
2.5.3. ソースファイルごとのタイミングレポート
2.5.4. データ遅延レポート
2.5.5. ネット遅延レポート
2.5.6. クロックレポートおよびクロック・ネットワーク・レポート
2.5.7. クロック間転送レポート
2.5.8. メタスタビリティー・レポート
2.5.9. CDC Viewer レポート
2.5.10. 非同期 CDC レポート
2.5.11. ロジック深度レポート
2.5.12. 近隣パスレポート
2.5.13. レジスター分布レポート
2.5.14. ルーティング着目ネットレポート
2.5.15. リタイミング制約レポート
2.5.16. レジスター統計情報レポート
2.5.17. パイプライン情報レポート
2.5.18. 時間借用データレポート
2.5.19. 例外レポートおよび例外範囲レポート
2.5.20. ボトルネック・レポート
2.5.21. タイミングの確認
2.5.22. SDCレポート
インテルのみ表示可能 — GUID: mwh1410383613824
Ixiasoft
1.2.6. メタスタビリティー解析
メタスタビリティーの問題は、無関係な、または非同期のクロックドメインにある回路間で信号が転送された場合に発生する可能性があります。この場合、信号はセットアップ時間およびホールド時間の要件を満たしていません。
メタスタビリティーに起因する障害を最小限に抑える際に、回路設計者は通常、一連のレジスターを使用します。これは同期レジスターチェーン、またはシンクロナイザーと呼ばれ、送信先のクロックドメインで使用することにより、データ信号を新しいクロックドメインに再同期します。
平均故障間隔 (MTBF) は、メタスタビリティーを原因とする障害が発生するまでの推定平均時間です。
タイミング・アナライザーは、デザインにおけるメタスタビリティーの可能性を解析し、同期レジスターチェーンの MTBF を算出することができます。タイミング・アナライザーはその後、デザインに含まれる同期チェーンからデザイン全体の MTBF を推定します。
デザインに含まれる同期レジスターチェーンを報告する他にも、 Quartus® Prime 開発ソフトウェアは、MTBF に悪影響をおよぼす可能性がある最適化 (レジスターの複製やロジックのリタイミングなど) からこのようなレジスターを保護します。 Quartus® Prime 開発ソフトウェアはまた、デザインの MTBF が低すぎる場合に、MTBF を最適化することも可能です。