インテルのみ表示可能 — GUID: mwh1410383806457
Ixiasoft
インテルのみ表示可能 — GUID: mwh1410383806457
Ixiasoft
1.2.5.1. マルチサイクル・クロック・ホールド
デフォルトでは、タイミング・アナライザーはシングルサイクル・パス解析を実行します。パスの解析時に、タイミング・アナライザーは 2 つのホールドチェックを実行します。最初のホールドチェックでは、現在の起動エッジで起動するデータが前のラッチエッジでキャプチャーされないことを確認します。2 番目のホールドチェックでは、次の起動エッジで起動するデータが現在のラッチエッジでキャプチャーされないことを確認します。タイミング・アナライザーは、最も制限のあるホールドチェックのみを報告します。タイミング・アナライザーによるホールドチェックの計算では、起動エッジとラッチエッジを比較します。
スタート・マルチサイクル・ホールド割り当てでは、送信元クロックの起動エッジを変更します。この場合、指定したクロック周期数だけ起動エッジをデフォルトの起動エッジの右側に動かします。次の図は、スタート・マルチサイクル・ホールド (SMH) 割り当てのさまざまな値と、その結果の起動エッジを表しています。
エンド・マルチサイクル・ホールド割り当てでは、送信先クロックのラッチエッジを変更します。この場合、特定のクロック周期数だけラッチエッジをデフォルトのラッチエッジの左側に動かします。次の図は、エンド・マルチサイクル・ホールド (EMH) 割り当てのさまざまな値と、その結果のラッチエッジを表しています。