インテルのみ表示可能 — GUID: mwh1412203473349
Ixiasoft
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2.3.1.1. クロックの作成 (create_clock)
Create Clock (create_clock) 制約を使用すると、デザインのクロックのプロパティーと要件を定義することができます。クロック制約を定義して、デザインのパフォーマンスを決定し、FPGA に入る外部クロックを制約する必要があります。制約は、タイミング・アナライザー GUI に入力する、もしくは .sdc ファイルに直接入力することができます。
Clock name (-name)、クロックの Period (-period)、立ち上がりおよび立ち下がり Waveform edge の値 (-waveform)、および制約の適用ターゲットとなる信号 (単数または複数) を指定します。
次のコマンドでは、8ns 周期の sys_clk クロックを作成し、そのクロックを fpga_clk ポートに適用します。
create_clock -name sys_clk -period 8.0 \ [get_ports fpga_clk]
デフォルトでは、sys_clk クロック例には、0ns の時点で立ち上がりエッジ、50% のデューティー・サイクル、4ns の時点で立ち下がりエッジがあります。異なるデューティー・サイクルが必要な場合、またはオフセットを表す場合は、-waveform オプションを指定します。
通常、クロックには割り当てたポートと同じ名前を付けます。上の例では、次の制約でこれを実現します。
create_clock -name fpga_clk -period 8.0 [get_ports fpga_clk]
これで、fpga_clk と呼ばれる一意のオブジェクトが 2 つ (デザインのポートと、そのポートに適用されるクロック) になります。
Tcl 構文では、角括弧はその中のコマンドを実行します。[get_ports fpga_clk] で実行されるコマンドは、デザイン内で fpga_clk に一致する一連のポートをすべて検索して返します。