インテルのみ表示可能 — GUID: mwh1410383886203
Ixiasoft
2.4.4.5.1. デフォルトのマルチサイクル解析
2.4.4.5.2. エンド・マルチサイクル・セットアップ = 2、エンド・マルチサイクル・ホールド = 0
2.4.4.5.3. エンド・マルチサイクル・セットアップ = 2、エンド・マルチサイクル・ホールド = 1
マルチサイクル制約
2.4.4.5.4. 同じ周波数のクロック (送信先クロックのオフセットあり)
2.4.4.5.5. 送信元クロック周波数の倍数になる送信先クロック周波数
2.4.4.5.6. 送信元クロック周波数の倍数になる送信先クロック周波数 (オフセットあり)
2.4.4.5.7. 送信先クロック周波数の倍数になる送信元クロック周波数
2.4.4.5.8. 送信先クロック周波数の倍数になる送信元クロック周波数 (オフセットあり)
2.5.1. Fmax 概要レポート
2.5.2. Report Timingレポート
2.5.3. ソースファイルごとのタイミングレポート
2.5.4. データ遅延レポート
2.5.5. ネット遅延レポート
2.5.6. クロックレポートおよびクロック・ネットワーク・レポート
2.5.7. クロック間転送レポート
2.5.8. メタスタビリティー・レポート
2.5.9. CDC Viewer レポート
2.5.10. 非同期 CDC レポート
2.5.11. ロジック深度レポート
2.5.12. 近隣パスレポート
2.5.13. レジスター分布レポート
2.5.14. ルーティング着目ネットレポート
2.5.15. リタイミング制約レポート
2.5.16. レジスター統計情報レポート
2.5.17. パイプライン情報レポート
2.5.18. 時間借用データレポート
2.5.19. 例外レポートおよび例外範囲レポート
2.5.20. ボトルネック・レポート
2.5.21. タイミングの確認
2.5.22. SDCレポート
インテルのみ表示可能 — GUID: mwh1410383886203
Ixiasoft
2.4.4.5.3. エンド・マルチサイクル・セットアップ = 2、エンド・マルチサイクル・ホールド = 1
この例で、エンド・マルチサイクル・セットアップの割り当て値は 2、エンド・マルチサイクル・ホールドの割り当て値は 1 です。
マルチサイクル制約
set_multicycle_path -from [get_clocks clk_src] -to [get_clocks clk_dst] \ -setup -end 2 set_multicycle_path -from [get_clocks clk_src] -to \[get_clocks clk_dst] -hold -end 1
この例では、セットアップ関係を 1 クロック周期緩和するために、ラッチエッジをデフォルトのラッチエッジの右側に 1 クロック周期動かしています。ホールド関係は 1 クロック周期緩和しており、これには、ラッチエッジをデフォルトのラッチエッジの左側に 1 つ動かしています。
次に、タイミング・アナライザーが実行する解析のセットアップ・タイミング図を示します。
図 113. セットアップのタイミング図
図 114. セットアップ・チェックの計算
最も制約が厳しいホールド関係は、エンド・マルチサイクル・セットアップ割り当て値が 2 の場合の 20ns です。
次の図は、タイミング・アナライザーにおけるこの例のセットアップ・レポートで、起動エッジとラッチエッジが強調表示されています。
図 115. セットアップおよびホールドのマルチサイクル例外のあるセットアップ・レポート

次の図は、この例のホールドチェックのタイミング図です。ホールドチェックは、セットアップ・チェックに相対します。
図 116. ホールドのタイミング図
図 117. ホールドチェックの計算
最も制約が厳しいホールド関係は、エンド・マルチサイクル・セットアップ割り当て値が 2 で、エンド・マルチサイクル・ホールド割り当て値が 1 の場合の 0ns です。
次の図は、タイミング・アナライザーにおけるこの例のホールドレポートで、起動エッジとラッチエッジが強調表示されています。
図 118. セットアップおよびホールドのマルチサイクル例外のあるホールドレポート
