インテルのみ表示可能 — GUID: mwh1410384006756
Ixiasoft
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2.4.4.5.8. 送信先クロック周波数の倍数になる送信元クロック周波数 (オフセットあり)
次のタイミング図は、タイミング・アナライザーが実行するデフォルトのセットアップ・チェック解析を示しています。
この例におけるセットアップ関係は、データがエッジ 1 で起動しておらず、エッジ 3 で起動するデータをキャプチャーする必要があることを示しています。したがって、セットアップ要件を緩和することができます。デフォルトの解析を修正するには、起動エッジを 2 クロック周期シフトし、スタート・マルチサイクル・セットアップ例外を 3 にします。
次のマルチサイクル例外により、この例のデフォルトの解析を調整します。
マルチサイクル制約
set_multicycle_path -from [get_clocks clk_src] -to [get_clocks clk_dst] \ -setup -start 3
次のタイミング図は、この例に推奨されるセットアップ関係を示しています。
タイミング・アナライザーは、次の計算を実行してホールドチェックを判断します。
次のタイミング図は、タイミング・アナライザーが実行するデフォルトのホールドチェック解析を示しています。スタート・マルチサイクル・セットアップの値は 3 です。
この例において、ホールドチェック 2 は過剰に制約されています。次のデータの起動は 10ns のエッジになり、現在の 12ns のラッチエッジでキャプチャーされるデータに対して確認する必要がありますが、これはホールドチェック 2 では発生しません。デフォルトの解析を修正するには、マルチサイクル・ホールド例外を 1 で指定する必要があります。