インテル® Arria® 10 コア・ファブリックおよび汎用 I/O ハンドブック

ID 683461
日付 6/21/2017
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ドキュメント目次

2.7. エンベデッド・メモリー・ブロックでのバイトイネーブル

エンベデッド・メモリー・ブロックはバイト・イネーブル・コントロールをサポートします。

  • バイト・イネーブル・コントロールは、データの特定のバイトのみが書き込まれるよう入力データをマスクします。書き込まれないバイトは以前に書き込まれた値を保持します。
  • 書き込みイネーブル (wren) 信号は、バイトイネーブル (byteena) 信号と共に RAM ブロック上の書き込み動作を制御します。デフォルトでは、byteena信号は High ( イネーブル ) となっており、書き込み動作はwren信号によってのみ制御されます。
  • バイト・イネーブル・レジスターはclearポートを有しません。
  • パリティービットを使用している場合、M20Kブロックでは、バイトイネーブル機能は 8 データ・ビットと 2 パリティー・ビットを制御します。MLAB では、バイトイネーブル機能は最も広いモードで 10 ビットすべてを制御します。
  • バイトイネーブルは1 ホット形式で動作します。byteena信号の LSB はデータバスの LSB に対応します。
  • バイトイネーブルはアクティブ High です。