インテルのみ表示可能 — GUID: mcn1414660625084
Ixiasoft
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4.2.8. PLL のカスケード接続
Arria 10 デバイスは、PLL 間のカスケード接続をサポートしています。最大 2 つの PLL のみをカスケード接続することができます。カスケード接続された PLL は 隣接する PLL である必要があります。PLL カスケード接続は、単一の PLL よりも多くの出力クロック周波数を合成します。
デザインで PLL をカスケード接続する場合、ソース ( アップストリーム ) PLL の設定は狭帯域幅、そしてデスティネーション ( ダウンストリーム ) PLL の設定は広帯域幅でなければいけません。カスケード実行中は、ソース PLL の出力はデスティネーション PLL のリファレンス・クロック ( 入力 ) として機能します。カスケード接続された PLL の帯域幅の設定は、カスケード接続前とは別の設定にする必要があります。カスケード接続された PLL の帯域幅の設定に変更がないと、カスケード接続された PLL が特定の周波数で位相ノイズを増幅すること場合があります。
Arria 10デバイスは、コア・アプリケーションのための I/O-PLL 間のカスケードのみサポートしています。このモードでは、アップストリームの I/O PLL およびダウンストリームの I/O PLL は、同じ I/O カラム列内に配置されなければなりません。
Arria 10 fPLL は、コア・アプリケーションのための PLL カスケードモードをサポートしていません。