インテルのみ表示可能 — GUID: sam1403482810543
Ixiasoft
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6.7.1.1. ハードメモリー・コントローラー
Arria® 10 のハードメモリー・コントローラーは、高速、高性能、高い柔軟性、面積効率を実現するように設計されています。ハードメモリー・コントローラーは、DDR4、DDR3、および LPDDR3 を含むすべての一般的かつ新たなメモリー規格をサポートします。
高いパフォーマンスは、高度なダイナミック・コマンドおよびデータ・リオーダリング・アルゴリズムを実装することで実現されます。加えて、高速を維持すると同時にメモリー帯域幅の使用率の向上やレイテンシーの短縮のために、デザインに効率的なパイプライン技術を適用しています。ハード・ソリューションは、最高の利用性と時短での市場投入を提供します。コントローラー内部とコントローラーから PHY へのタイミングは、インテルで簡素化されたタイミング・クロージャーによって事前にクローズされています。
コントローラー・アーキテクチャーはモジュラーデザインであり、単一のI/Oバンクに適合します。この構造は、ハードディスク・ソリューションから最高の柔軟性を提供します。
- 各I/Oバンクは、次のいずれかのバスでコンフィグレーションすることができます。
- メモリー・インターフェイスでのすべてのアドレス / コマンドピンを駆動するコントロール・パス
- DDR 型のインターフェイスでの 32 データ・ピンまでを駆動するデータパス
- メモリー・コントローラーはどの場所でも配置できます。
- 複数のバンクを一つにまとめ、 144ビットまでの異なる幅のメモリー・インターフェイスが作成できます。
柔軟性を高めるには、ハードメモリー・コントローラーをバイパスし、必要に応じてカスタム IP を使用して達成できます。
ハードメモリー・コントローラーは、次のロジックブロックから構成されています。
- コアおよび PHY インターフェイス
- メイン・コントロール・パス
- データ・バッファー・コントローラー
- リードおよびライト・データ・バッファー
コア・インターフェイスは、Avalon® メモリーマップド (Avalon-MM) インターフェイス・プロトコルをサポートします。PHY と通信するインターフェイスは、アルテラ PHY インターフェイス (AFI) ・プロトコルに準拠します。コントロール・パス全体がメイン・コントロール・パスとデータ・バッファー・コントローラーに分割されます。