インテル® Arria® 10 コア・ファブリックおよび汎用 I/O ハンドブック

ID 683461
日付 6/21/2017
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ドキュメント目次

5.1. Arria® 10 デバイスにおける I/O と差動 I/O バッファー

汎用 I/O (GPIO) は、LVDS I/Oバンクと3 V I/Oバンクで構成されています。

  • LVDS I/O バンク—差動およびシングルエンド I/O 規格を最大1.8 Vまでサポートします。LVDS I/O ピンは真の差動 LVDS チャネルのペアを形成します。それぞれのペアは 2 つのピン間のパラレル入力 / 出力終端をサポートします。各 LVDS チャネルはトランスミッターのみ、またはレシーバーのみとして使用できます。また、各 LVDS チャネルは DPA 回路でトランスミッター SERDESとレシーバー SERDES をサポートします。例えば、使用可能な 72 チャネルのうち 30 チャネルをトランスミッターとして使用する場合、残りの 42 チャネルをレシーバーとして使用できます。
  • 3 V I/O バンク—シングルエンド I/O 規格のみ最大3 Vまでサポートします。また、隣接する各 I/O ペアは差動 SSTL および差動 HSTL I/O 規格をサポートします。3 V I/Oのシングルエンド出力は、次の機能を除いて、すべてのプログラマブル I/O エレメント (IOE) 機能をサポートします。
    • プログラマブル・プリエンファシス
    • RDオンチップ終端 (OCT)
    • キャリブレーションされた RsとSと RT OCT
    • 内部 VREF生成

Arria® 10 デバイスは、すべてのI/OバンクでLVDSをサポートします。

  • すべての I/O バンクは RD OCT を有する真の LVDS 入力と真の LVDS 出力バッファーをサポートします。
  • デバイスはエミュレートされた LVDS チャネルをサポートしません。
  • デバイスは SERDES を駆動する I/O PLL のシングルエンド I/O リファレンス・クロックをサポートします。