インテル® Arria® 10 コア・ファブリックおよび汎用 I/O ハンドブック

ID 683461
日付 6/21/2017
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ドキュメント目次

7.4.6. リモート・システム・アップグレード・ステート・マシン

リモート・システム・アップグレード機能がエラー検出をする動作は次の通りです。

  1. パワーアップの後に、リモート・システム・アップグレード・レジスターは0までリセットされ、ファクトリーまたはアプリケーション・コンフィグレーション・イメージは、EPCQ-L デバイスの 0x00 ~ 0x1F で格納された開始アドレスに基づいてロードされます。
  2. ファクトリー・コンフィグレーション・イメージでは、ユーザーロジックはAnFビットを1に設定し、アプリケーション・イメージの開始アドレスがロードされます。ユーザーロジックはウォッチドッグ・タイマーの設定も書き込みます。
  3. コンフィグレーション・リセット(RU_CONFIG)が Low になると、ステートマシンはアップデート・レジスターの内容でコントロール・レジスターを更新し、アプリケーション・コンフィグレーション・イメージを使用してリコンフィグレーションをトリガーします。 
  4. エラーが発生した場合、ステートマシンは、ファクトリー・イメージに戻ります。コントロールおよびアップデート・レジスターは0にリセットされ、ステートレジスターは、エラー情報で更新されます。
  5. コンフィグーションの成功後は、システムはアプリケーションの設定を保ちます。