Quartus® Prime プロ・エディションのユーザーガイド: デザイン最適化

ID 683641
日付 7/08/2024
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ドキュメント目次

6.7.1. Tclコマンドを使用したLogic Lock割り当ての作成

Quartus® Prime 開発ソフトウェアは、Logic Lock割り当てを作成または変更する Tcl コマンドをサポートしています。
注: ノードへの完全な階層パスを使用して、ノード名を指定します。

配置領域の作成または変更

Logic Lock

次の割り当ては、バウンディング・ボックス座標の X46 Y36 X65 Y49 で配線領域を作成します。

set_instance_assignment -name PLACE_REGION "X46 Y36 X65 Y49" -to <node names> 
  • 同じコマンド形式を使用して、既存の割り当てを変更できます。
  • 非矩形または隣接しない領域を指定するには、その境界の区切り文字としてセミコロン ; を使用します。
  • 複数の PLACE_REGION インスタンス割り当てで、同じ領域に複数のインスタンスを割り当てます。

配線領域を作成または変更する

次の割り当てにより、バウンディング・ボックス座標 X5 Y5 X30 Y30 の配線領域が作成されます。

set_instance_assignment -name ROUTE_REGION -to <node names> "X5 Y5 X30 Y30"
  • 同じコマンド形式を使用して、既存の割り当てを変更できます。
  • 配線領域が割り当てられているすべてのインスタンスには、それぞれの配線領域が必要です。配線領域には配置領域が完全に含まれている必要があります。

領域を予約済みとして指定する

次の割り当てにより、既存の領域が予約されます。

set_instance_assignment -name <instance name> RESERVE_PLACE_REGION -to <node names> ON
  • 配置領域のみを予約できます。
領域をコアのみとして指定する