Quartus® Prime プロ・エディションのユーザーガイド: デザイン最適化

ID 683641
日付 7/08/2024
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ドキュメント目次

6.2.3.1. Chip Planner でアーキテクチャー固有のデザイン情報を表示する

Chip Planner ではデザインに関連するアーキテクチャー固有の情報を表示できます。 Layers Settings ペインと Properties タブでオプションを有効にすると、次の内容を確認することができます。
  • Device routing resources used by your design — ブロックの接続方法、およびブロックを接続する信号配線を表示します。
  • LE configuration — デザインにおけるロジックエレメント (LE) 構成を表示します。例えば、どの LE 入力が使用されているか、LE がレジスターまたはルックアップ・テーブル (LUT) あるいはその両方を使用しているか、さらに LE を通過する信号を表示することができます。
  • ALM configuration — デザインにおける ALM 構成を表示します。例えば、ALM がレジスター、上部の LUT、下部の LUT、またはそれらのすべてを使用するかどうかなど、使用されている ALM の入力を確認できます。ALM を通る信号フローも表示できます。
  • I/O configuration — デバイス I/O リソース使用率を表示します。例えば、I/O リソースのどのコンポーネントが使用されているか、遅延チェーン設定がイネーブルになっているか、どの I/O 規格が設定されているか、そして I/O を通過する信号フローを表示できます。
  • PLL configuration — デザインにおけるフェーズロック・ループ (PLL) 構成を表示します。 例えば、PLL の設定で、PLL のどの制御信号が使用されているかを確認できます。
  • Timing — FPGA エレメントの入力と出力の間の遅延を表示します。例えば、DATAB 入力のタイミングを COMBOUT 出力に分析できます。