Quartus® Prime プロ・エディションのユーザーガイド: デザイン最適化

ID 683641
日付 7/08/2024
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ドキュメント目次

5.6.1. Advanced Fitter Setting のダイアログボックスで Periphery を Core Optimizations に設定する

Periphery to Core Placement and Routing Optimization 設定は、フィッターがペリフェラル・ロジックと FPGA コアのレジスター間の直接接続でターゲット配置と配線を最適化するかどうかを指定します。

Assignment Editor の設定を使用して、インスタンス別にペリフェラルからコアへの最適化をオプションで実行できます。

  1. Quartus® Prime 開発ソフトウェアで、Assignments > Settings > Compiler Settings > Advanced Settings (Fitter) をクリックします。
  2. Advanced Fitter Settings ダイアログボックスの Periphery to Core Placement and Routing Optimization オプションで、デザインでペリフェラルをコア最適化に向ける方法に応じて、次のいずれかのオプションを選択します。
    1. Auto を選択すると、狭いタイミングウィンドウで転送を自動的に識別し、コアレジスターを配置し、すべての接続をペリフェラルとの間で配線するようにソフトウェアに指示します。
    2. タイミング要件に関係なく、ペリフェラルとコアレジスター間のすべての転送をグローバルに最適化するようソフトウェアに指示するには、On を選択します。
      注: Advanced Fitter Settings でこのオプションを On に設定することはお勧めできません。この設定の用途は、Assignment Editor で目的のノードまたはインスタンスのセットに対して最適化を強制することです。
    3. デザインでペリフェラルからコアへのパスの最適化を無効にするには、Off を選択します。