Quartus® Prime プロ・エディションのユーザーガイド: デザイン最適化

ID 683641
日付 7/08/2024
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ドキュメント目次

7.4.2. make_connection

説明

ソース信号をデスティネーション・ブロックポートに接続します。ポートに既存の接続がある場合、コマンドは前の接続を削除し、指定した信号に接続します。実際の配線の変更は、適切な場合に暗黙的に実行されます。ノードの名前は、Netlist Viewer でノードを右クリックし、Properties をクリックすると特定することができます。

make_connection は、Hyper-Register からの接続の追加および Hyper-Register への接続の追加もサポートしています。Hyper-Register の場合、コマンドは新しい接続を作成する前に、最初にデスティネーション・ポートの接続を切断します。 make_connection コマンドを実行すると、置換信号のソースまたはデスティネーションを指定することができます。

複数の RAM スライスアトム間でポートが共有されている場合、ECO フィッターは関連するすべてのアトムを自動的に更新し、変更に応じてそのアトムを報告します。

用途

次の例は、top|a_out をノード top|x の D 入力ポートに接続します。

make_connection -from top|a_out -to top|x -port D

引数

from
新しい接続のソースブロックの出力ネット
to
デスティネーション・ブロックの名前
port
デスティネーション・ブロックの入力ポートの名前

オプション

tieoff
入力ポートを明示的に VCC または GND にタイオフします。
VCC または GND
例:
make_connection –tieoff VCC –to {node1} –port DATAA 
to
デスティネーション・ブロックの名前
port
デスティネーション・ブロックの入力ポートの名前