Quartus® Prime プロ・エディションのユーザーガイド: デザイン最適化

ID 683641
日付 7/08/2024
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ドキュメント目次

6.3.2.1.2. 領域へのスナップ

Chip Planner に Logic Lock 領域を手作業で配置する場合、Chip Planner は領域の配置を隣接する LAB 境界にスナップするようにデフォルトで設定されています。これは、ある場所に領域をドラッグし、フロアプラン内に領域をドロップすると、領域が隣接する LAB 境界にスナップすることを意味します。

あるいは、View > Logic Lock Regions > Snap Logic Lock Region to をクリックして、Snap to Lab または Snap to Clock Sector Region の間でスナップを切り替えます。Snap to Clock Sector Region オンにすると、オレンジ色のグリッドが表示され、領域を作成、サイズ変更、移動する際にクロックセクター領域の境界を表示します。

図 113. 領域へのスナップ


  • Creating Region: マウスを左クリックし、Logic Lock 領域を作成します。マウスをリリースすると、作成した Logic Lock 領域は、含まれているクロック領域またはセクターにスナップします。
  • Resize region (and resize diagonal): マウスを左クリックし、Logic Lock 領域ハンドルをドラッグします。マウスをリリースすると、Logic Lock 領域はサイズ変更され、含まれているクロック領域またはセクターにスナップします。
  • Move region: Logic Lock 領域を選択してからドラッグし、クロック領域の境界を強調表示します。マウスをリリースすると、Logic Lock 領域は新しい位置に移動し、含まれているクロック領域またはセクターにスナップします。
    • Same place and route regions are moved: 両方の Logic Lock 領域は、含まれているクロックセクターに移動してスナップします。
    • Only place | route region is moved: 選択した領域は、クロックセクターに移動してスナップします。領域の新しい場所またはサイズが「ルート bboxes の中に含まれる bboxes を配置する」ルールに違反している場合に警告が表示されます。
  • Subtract or make a hole: snap-to-clock-region モードで減算を実行する場合、領域がクロック領域またはセクターにスナップされ、その後、減算される領域を作成します。