Quartus® Prime プロ・エディションのユーザーガイド: デザイン最適化

ID 683641
日付 7/08/2024
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ドキュメント目次

2.8. 他の Quartus® Primeウィンドウからの Netlist Viewer のクロス・プロービング

RTL Viewer および Technology Map Viewer は、 Quartus® Prime 開発ソフトウェアの別のウィンドウからクロス・プロービングすることができます。QuartusII開発ソフトウェア内の別のウィンドウからクロス・プロービングできます。別のウィンドウで 1 つ以上のノードまたはネットを選択し、それらをいずれかの Netlist Viewer で特定することができます。

ノードは、RTL Viewer と Technology Map Viewer 間で検索可能で、次の Quartus® Prime 開発ソフトウェア・ウィンドウから RTL Viewer と Technology Map Viewer でノードを特定することができます。

  • Project Navigator
  • Chip Planner
  • Resource Property Editor
  • Node Finder
  • Assignment Editor
  • Messages Window
  • Compilation Report
  • タイミング・アナライザー (Technology Map Viewer のみサポート)

別の Quartus® Primeウィンドウから Netlist Viewer 内で要素を特定するには、適切なウィンドウでそのノードを選択します。例えば、Project Navigator の Hierarchy タブの Entity リストでエンティティーを選択するか、Timing Closure Floorplan でノードを選択するか Assignment Editor の From または To カラムでノード名を選択します。次に、選択したオブジェクトを右クリックして Locate をポイントし、Locate in RTL Viewer または Locate in Technology Map Viewer をクリックします。このコマンドをクリックすると、Netlist Viewer が開くか、Netlist Viewer が開いている場合は前面に表示されます。さらに、Locate history ペインに特定したアイテムのリストが表示されます。RTL Viewer や Technology Map Viewer 内で直接クロスプローブを簡単に再度実行するには、Locate history ペインを使用します。Netlist Viewer のユーザー・インターフェイスで説明するように、Show located objects in new tab オプションは常に、新しいアブで特定したアイテムを表示します。

図 18. Locate History ペイン
注: コンパイル後にウィンドウが初めて開かれる際には、プリプロセッサー・ステージが実行されてから Netlist Viewer が開きます。

Netlist Viewer には、選択したノードと、該当する場合はノード間の接続が表示されます。この表示は、オブジェクトを右クリックし、次に Filter across hierarchy を使用して Filter > Selected Nodes をクリックした場合に表示される画面と似ています。Netlist Viewer でノードが見つからない場合は、メッセージボックスに Can’t find requested location というメッセージが表示されます。