Quartus® Prime プロ・エディションのユーザーガイド: デザイン最適化

ID 683641
日付 7/08/2024
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ドキュメント目次

2.6.6. 回路図ビューでのノード内容の表示

RTL Viewer と Technology Map Viewer では、ノードの内容を表示して、基になる実装の詳細を確認できます。

LUT、レジスター、ロジックゲートを表示することができます。RTL Viewer または Technology Map Viewer で特定のデバイスの RAM および DSP ブロックの実装を表示することもできます。Technology Map Viewer では、プリミティブの内容を表示して、その基になる実装の詳細を確認できます。

図 12. オブジェクトのラップとアンラップインスタンスの内容を展開できる場合、回路図ビューのオブジェクトの右上隅にプラス記号が表示されます。内容を折りたたむ (コンパクトな形式に戻す) には、展開されたインスタンスの右上隅にあるマイナス記号をクリックします。
注: 回路図ビューにおいて、アトム・インスタンス内の内部詳細は個々のノードとして選択することはできません。内部詳細のいずれに対するマウス操作も、アトム・インスタンスに対するマウス操作として扱われます。
図 13. 階層外の接続を持つノード場合によっては、選択されたインスタンスが回路図ビューの階層外にある何かに接続していることがあります。この場合、ネットは点線で表示されます。点線をダブルクリックすると、ビューが拡大され、接続先が表示されます。
図 14. 階層を越えたネットの表示ネットが階層外のインスタンスに接続している場合、ネットを選択し、ノードをラップ解除して接続先のポートを確認することができます。
図 15. 接続性の詳細の表示ポート、ピン、バスポート、またはバスピンを選択し、そのオブジェクトのコンテキスト・メニューで Connectivity Details をクリックすることができます。

Connectivity Details 画面内のオブジェクトをダブルクリックすることで、迅速にそれらに移動することができます。プラス記号が表示されている場合は、ビュー内のオブジェクトをさらに展開することができます。これは、複雑なネットリスト内の信号を追跡する際に非常に便利です。