Quartus® Prime プロ・エディションのユーザーガイド: デザイン最適化

ID 683641
日付 7/08/2024
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ドキュメント目次

6.2.3.2. Chip Planner で利用可能なクロック・ネットワークを表示する

Layers Settings ペインでクロック領域レイヤーを有効にすると、グローバルおよびリージョナル・クロック・ネットワークによって駆動されるチップの領域を表示します。
選択したデバイスに所定のクロック領域が含まれていない場合、ダイアログボックスではそのカテゴリーのオプションを使用できません。

Layers Settings ペインでアクティブにするクロックレイヤーに応じて、Chip Planner はデバイス内のリージョナルおよびグローバルクロック領域、およびクロック領域、ピン、および PLL 間の接続を表示します。

注: Stratix® 10 および Agilex™ 7 デバイスのクロッキング・アーキテクチャーには、リージョナル・クロックもスパインクロックも含まれません。

クロック領域は、長方形のオーバーレイ・ボックスとして表示され、クロックタイプとインデックスを示すラベルが付いています。クロック領域をクリックしてクロック・ネットワーク領域を選択します。左上隅の時計形のアイコンは、その領域がクロック・ネットワーク領域を表していることを示します。

図 83. クロック領域


スパイン/セクタークロック領域は、中央に点線の垂直線があります。この点線は、セクタークロック内で 2 つの行クロックの列が交わる場所を示しています。

Chip Planner で表示されるクロック領域の色を変更するには、Tools > Options > Colors > Clock Regions を選択します。