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2.1. Netlist Viewer を使用するタイミング
2.2. Netlist Viewer による Quartus® Prime デザインフロー
2.3. RTL Viewer の概要
2.4. Technology Map Viewer の概要
2.5. Netlist Viewer のユーザー・インターフェイス
2.6. 回路図
2.7. ソース・デザイン・ファイルと他の Quartus® Primeウィンドウのクロスプローブ
2.8. 他の Quartus® Primeウィンドウからの Netlist Viewer のクロス・プロービング
2.9. タイミングパスの表示
2.10. デザイン・ネットリストの最適化の文書改訂履歴
4.2.3.1. ガイドライン: ソースコードの最適化
4.2.3.2. ガイドライン: スピードではなくエリア最適化に向けた合成
4.2.3.3. ガイドライン: マルチプレクサーの再構築
4.2.3.4. ガイドライン:Balanced 設定または Area 設定での WYSIWYG プリミティブ 再合成の実行
4.2.3.5. ガイドライン: レジスターパッキングの使用
4.2.3.6. ガイドライン:フッター制約の削除
4.2.3.7. ガイドライン: 合成中の階層のフラット化
4.2.3.8. ガイドライン:メモリーブロックのターゲット変更
4.2.3.9. ガイドライン: エリア削減のための物理合成オプションの使用
4.2.3.10. ガイドライン: DSP ブロックのターゲット変更およびバランス化
4.2.3.11. ガイドライン:より大きなデバイスの使用
4.2.3.12. ガイドライン: グローバル信号の輻輳の低減
4.2.3.13. ガイドライン: パイプライン情報レポート
5.5.1. Design Assistant のルール違反の訂正
5.5.2. Fast Forward Timing Closure Recommendations の実装
5.5.3. タイミングパスの詳細の確認
5.5.4. オプションのフィッター設定
5.5.5. バック・アノテーションが最適化された割り当て
5.5.6. Design Space Explorer II を使用した最適化設定
5.5.7. Exploration Dashboard を使用したコンパイル結果の集約と比較
5.5.8. I/O タイミングの最適化手法
5.5.9. レジスター間のタイミング最適化に向けた設定
5.5.10. メタスタビリティーの解析と最適化手法
5.5.3.1. Report Timing
5.5.3.2. ロジック深度レポート
5.5.3.3. 近隣パスレポート
5.5.3.4. レジスター分布レポート
5.5.3.5. Report Route Net of Interest レポート
5.5.3.6. リタイミング制約レポート
5.5.3.7. パイプライン情報レポート
5.5.3.8. CDC Viewer レポート
5.5.3.9. タイミング・クロージャーの推奨事項
5.5.3.10. グローバル・ネットワーク・バッファー
5.5.3.11. リセットとグローバル・ネットワーク
5.5.3.12. 設定が疑わしい場合
5.5.3.13. オートシフト・レジスターの交換
5.5.3.14. クロッキング・アーキテクチャー
5.5.9.1. ソースコードの最適化
5.5.9.2. レジスター間のタイミング改善
5.5.9.3. 物理合成最適化
5.5.9.4. Power Optimization During Synthesis を Normal Compilation へ設定する
5.5.9.5. エリアではなくパフォーマンスに向けた合成の最適化
5.5.9.6. 合成中の階層のフラット化
5.5.9.7. シンセシス・エフォートをHighへ設定する
5.5.9.8. 加算器ツリー形式の変更
5.5.9.9. ファンアウトを制御するためのレジスターの複製
5.5.9.10. シフトレジスターの推論の防止
5.5.9.11. 合成ツール内で使用可能な他の合成オプションを使用する
5.5.9.12. フィッターシード
5.5.9.13. 最大ルータタイミング最適化レベルを設定する
5.5.9.14. レジスター間のタイミング解析
6.2.3.1. Chip Planner でアーキテクチャー固有のデザイン情報を表示する
6.2.3.2. Chip Planner で利用可能なクロック・ネットワークを表示する
6.2.3.3. Chip Planner でクロックセクター使用率を表示する
6.2.3.4. Chip Planner による配線の輻輳の視覚化
6.2.3.5. Chip Planner で I/O バンクを表示する
6.2.3.6. Chip Planner で高速シリアル・インターフェイス (HSSI) を表示する
6.2.3.7. Chip Planner でソースノードおよびデスティネーション・ノードを表示する
6.2.3.8. Chip Planner でファンインおよびファンアウトを表示する
6.2.3.9. Chip Planner で直近のファンインおよびファンアウトを表示する
6.2.3.10. Chip Planner で選択したコンテンツを表示する
6.2.3.11. Chip Planner でデバイスリソースの位置および使用率を表示する
6.2.3.12. Chip Planner でクロスプロービングによるモジュールの配置を表示する
7.4.1. ECO コマンドのクイック・リファレンス
7.4.2. make_connection
7.4.3. remove_connection
7.4.4. modify_lutmask
7.4.5. adjust_pll_refclk
7.4.6. modify_io_slew_rate
7.4.7. modify_io_current_strength
7.4.8. modify_io_delay_chain
7.4.9. create_new_node
7.4.10. remove_node
7.4.11. place_node
7.4.12. unplace_node
7.4.13. create_wirelut
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5.5.3.8. CDC Viewer レポート
タイミング・アナライザーの Reports > Clock Domain Crossings > Report CDC Viewer... コマンドを使用すると、カスタム・クロック・ドメイン・クロッシング・レポートと Clock Domain Crossing (CDC) Viewer をコンフィグレーションおよび表示することができます。CDC Viewer は、デザイン内のすべてのクロック転送のセットアップ、ホールド、リカバリー、またはリムーバルの解析をグラフィック形式で表示します。同等のスクリプトコマンドは report_cdc_viewer です。
オプション | 説明 |
---|---|
Clocks | From Clock および To Clock でレポートのパスをフィルタリングし、指定した起動クロックまたはラッチクロックのみを表示します。 |
Analysis type | オプションには、Setup、Hold、Recovery、Removal があります。タイミング・アナライザーは、選択した解析タイプの結果を報告します。 |
Transfers | レポートに含める、またはレポートから除外するクロック転送のタイプ (Timed transfers、Fully cut transfers、Clock groups、Inactive clocks、Non-crossing transfers など) を指定します。レポートには、Maximum slack limit および Grid options を指定することができます。 |
Detail level | Full では、レポートのすべての詳細が表示されます。Summary では、詳細をフィルタリングし、要約されたデータが表示されます。 |
Report panel name | レポートパネルの名前を指定します。オプションで File name を有効にして、情報をファイルに書き込むことができます。.htm または .html をサフィックスとして追加すると、タイミング・アナライザーはレポートを HTML として生成します。File name を有効にすると、最新のデータでファイルを上書き (Overwrite) または追加 (Append) することができます。また、形式を Grid または List に指定します。
注: グリッド形式のレポートでは、非交差転送のクロックは、他のクロックとの間に転送がある場合は常に表示されます。
|
Tcl command | 選択した GUI オプションに対応する Tcl 構文を表示します。コマンドは、Console から Tcl ファイルにコピーすることができます。 |
次のオプションを指定して、CDC Viewer のレポートをカスタマイズすることができます。
制御 | 説明 |
---|---|
From Clock: および To Clock: | 指定したクロック名に従い表示をフィルタリングします。From Clock: または To Clock: をクリックし、特定のクロック名を検索します。 |
Legend | ステータスの色を定義します。色分けされたグリッドには、クロックの転送のステータスが示されます。クロックのヘッダーには、デザイン内の転送の各クロックがリストされます。GUI では長いクロック名が短縮されますが、ツールチップで完全な名前を表示することができます。もしくは、クロックのヘッダーのセルサイズを変更します。GUI は、生成されたクロックを親クロックの子として表示します。クロック名の横にある「+」アイコンは、生成されたクロックの存在を示します。クロックのヘッダーをクリックすると、そのクロックに関連付けられた生成クロックが表示されます。 |
Toggle Data | 各転送セルのテキストには、各転送に固有のデータが含まれます。次のタイプのデータの表示をオンまたはオフにします。
|
Show Filters および Show Legend | フィルターおよび Legend をオンまたはオフにします。 |
図 56. CDC Viewer Setup Transfers レポート
グリッド内の各ブロックは転送のセルです。各転送のセルは色とテキストを使用して、転送内のパスの重要な詳細を表示します。色分けは次の状態を表します。
セルの色 | 色の凡例 |
---|---|
黒 | 転送がないことを示します。このセルの送信元クロックと送信先クロックの間に交差するパスはありません。 |
緑 | タイミングが合格していることを示します。切り離されていないこの転送のすべてのタイミングパスは、タイミング要件を満たしています。 |
赤 | タイミングが不合格となっていることを示します。転送の 1 つ以上のタイミングパスがタイミング要件を満たしていません。転送が無関係なクロック間で行われている場合は、パスにシンクロナイザー・チェーンが必要な可能性があります。 |
青 | クロックグループを示します。これらの転送の送信元クロックと送信先クロックは、非同期クロックグループによって切り離されています。 |
グレー | 切り離されている転送を示します。この転送のすべてのパスは、フォルスパスによって切り離されています。したがって、タイミング解析ではこれらのパスは考慮されません。 |
オレンジ | 非アクティブなクロックを示します。転送のクロックの 1 つが非アクティブクロックです (set_active_clocks コマンドで設定)。タイミング・アナライザーは、このような転送を無視します。 |
右クリックのメニューを使用すると、転送セルとクロックのヘッダーで操作を実行することができます。操作がタイミング・アナライザー・レポートまたは SDC コマンドの場合、転送セルの内容を含むダイアログボックスが開きます。
コマンド | 説明 |
---|---|
Copy | 転送セルまたはクロックヘッダーの内容をクリップボードにコピーします。 |
Report Timing | タイミングを報告します。有効なパスのない転送セル (グレーまたは黒のセル) では使用できません。 |
Report Endpoints | エンドポイントを報告します。切断パスのない転送セル (グレーまたは黒のセル) では使用できません。 |
Report False Path | フォルスパスを報告します。有効なパスのない転送セル (黒のセル) では使用できません。 |
Report Exceptions | 例外を報告します。クロックグループ転送 (青のセル) でのみ使用できます。 |
Report Exceptions (with clock groups) | クロックグループでの例外を報告します。クロックグループ転送 (青のセル) でのみ使用できます。 |
Set False Path | フォルスパス制約を設定します。 |
Set Multicycle Path | マルチサイクル・パス例外を設定します。 |
Set Min Delay | 最小遅延制約を設定します。 |
Set Max Delay | 最大遅延制約を設定します。 |
Set Clock Uncertainty | クロックの不確実性制約を設定します。 |
コマンド | 説明 |
---|---|
Copy (include children) | クロックのヘッダーの名前と、派生した各クロックの名前をコピーします。このオプションは、生成されたクロックをもつクロックのヘッダーに対してのみ表示されます。 |
Expand/Collapse All Rows/Columns | グリッド内のすべての派生クロックを表示または非表示にします。 |
Create Slack Histogram | 選択したクロックのスラック・ヒストグラム・レポートを生成します。 |
Report Timing From/To Clock | 選択したクロックのタイミングレポートを生成します。クロックを展開して派生クロックが表示されている状態にしないと、タイミングレポートにはそのクロックから派生したすべてのクロックが含まれます。これを防ぐには、右クリックの前にクロックを展開します。 |
Remove Clock(s) | 選択したクロックをデザインから除外します。クロックを展開しないと、タイミング解析では、そのクロックから派生したすべてのクロックが除外されます。 |
CDC Viewer の出力は、次の形式のいずれかで表示することができます。
- タイミング・アナライザーのレポートパネル
- タイミング・アナライザーの Tcl コンソールでの出力
- プレーンテキスト・ファイル
- ウェブブラウザーで表示可能な HTML ファイル