インテルのみ表示可能 — GUID: mwh1410471297647
Ixiasoft
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4.2.3.10. ガイドライン: DSP ブロックのターゲット変更およびバランス化
すべての DSP ブロック機能はロジックセルで実装可能なため、いくつかの DSP ブロックをロジックに再度ターゲットすることで、フィットさせることができます。
DSP 機能がパラメーター・エディターで作成されている場合、パラメーター・エディターを開き、DSP ブロックではなくロジックセルをターゲットとするように機能を編集します。 Quartus® Prime 開発ソフトウェアは、実装を制御するために、DEDICATED_MULTIPLIER_CIRCUITRY IP コア・パラメーターを使用します。
DSP ブロックは、乗算器、乗算加算器、および乗算アキュムレーター用の HDL コードからも推論できます。合成ツールでこの推論をオフにすることができます。 Quartus® Prime 合成を使用している場合、プロジェクト全体に対して Auto DSP Block Replacement ロジックオプションをオフにすることで推論を無効にできます。Assignments > Settings > Compiler Settings > Advanced Settings (Synthesis) をクリックします。Auto DSP Block Replacement をオフにします。または、Assignment Editor を使用して特定のブロックのオプションを無効にすることもできます。
Quartus® Prime 開発ソフトウェアには、DSP ブロック要素をロジックセルまたは異なる DSP ブロックモードでインプリメントする DSP Block Balancing ロジックオプションもあります。デフォルトの Auto 設定では、エリアを最小化し、デザインのスピードを最大化するために、DSP ブロック・バランシングで必要に応じて DSP ブロックスライスを自動的に変換できます。特定のノードやエンティティー、またはプロジェクト全体に対して他の設定を使用し、 Quartus® Prime 開発ソフトウェアが DSP 機能をロジックセルおよび DSP ブロックに変換する方法を制御することも可能です。Auto と Off 以外の値を使用すると、IP コアのバリエーションで使用されている DEDICATED_MULTIPLIER_CIRCUITRY パラメーターがオーバーライドされます。
加算や乗算など、低精度の算術演算が多数含まれるデザインの場合、フラクタル合成最適化を有効にすることができます。フラクタル合成最適化は、利用可能なすべての DSP リソースを超える高スループットで算術演算が集中しているデザインに有用です。これらの最適化は、加算や乗算など、低精度の算術演算が多数含まれるデザインに有益です。