Agilex™ 7コンフィグレーション・ユーザーガイド

ID 683673
日付 4/01/2024
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ドキュメント目次

5.5.4. クアッドSPIオペレーションを実行するためのコマンド・シーケンス

クアッドSPIフラッシュメモリーにアクセスしたり、RSU更新操作を実行したりするための推奨コマンド・シーケンスは次のとおりです。

これらのコマンドの詳細については、コマンドリストと説明を参照してください。

  1. Asx4インターフェイスへの排他的アクセスをリクエストします。 QSPI_OPEN
  2. クアッドSPIフラッシュチップを指定します。 QSPI_SET_CS*
    注:
    • JTAGコンフィグレーション・スキームでは必須の手順です。
    • ASx4コンフィグレーション・スキームの場合
      • システムに使用しているクアッドSPIデバイスが複数であれば、この手順は nCSO[3:0] に接続されているSPIデバイスに保存されたデータにアクセスするためには必須です。.
      • システムに使用しているクアッドSPIデバイスが単数であれば、この手順は nCSO[0] に接続されているSPIデバイスに保存されたデータにアクセスするためにはオプションです。
  3. 目的の操作を実行します。次の操作を使用できます。
    • QSPI_READ
    • QSPI_WRITE
    • QSPI_ERASE
    • QSPI_READ_DEVICE_REG
    • QSPI_WRITE_DEVICE_REG
    • QSPI_SEND_DEVICE_OP
    • RSU_IMAGE_UPDATE
  4. ASx4インターフェイスへの排他的アクセスを閉じます。 QSPI_CLOSE