Agilex™ 7コンフィグレーション・ユーザーガイド

ID 683673
日付 4/01/2024
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ドキュメント目次

3.1.7.2.1. Parallel Flash Loader II Intel® FPGA IPパラメーター

表 25.   Parallel Flash Loader II Intel® FPGA IP汎用パラメーター
オプション 説明
What operating mode will be used?
  • Flash Programming
  • FPGA Configuration
  • Flash Programming and FPGA Configuration
フラッシュ・プログラミングおよびFPGAコンフィグレーションを1つのIPで制御するのか、またはこれらの機能を個々のブロックと機能で個別に制御するのかのOperatingモードを指定します。
What is the targeted flash?
  • CFI Parallel Flash
  • Quad SPI Flash

Parallel Flash Loader II Intel® FPGA IPに接続するフラッシュメモリー・デバイスを指定します。

Set flash bus pins to tri-state when not in use
  • On
  • Off
Parallel Flash Loader II Intel® FPGA IPがフラッシュメモリーへのアクセスを必要としない場合、Parallel Flash Loader II Intel® FPGA IPがフラッシュメモリー・デバイスとインターフェイスしているすべてのピンをトライステートにすることを可能にします。
表 26.   CFI Parallel Flashに向けたParallel Flash Loader II Flash Interface Settingパラメーターこれらの設定は、CFI Parallel Flashをターゲットとするフラッシュとして選択する際にのみ使用可能です。
オプション 説明
How many flash devices will be used?
  • 1から16
Parallel Flash Loader II Intel® FPGA IPに接続するフラッシュメモリー・デバイスの数を指定します。
What's the largest flash device that will be used?
  • 8Mbitから4Gbit

FPGAコンフィグレーションにプログラミングまたは使用されるフラッシュメモリー・デバイスの集積度を指定します。Parallel Flash Loader II Intel® FPGA IPに複数のフラッシュメモリー・デバイスが接続されている場合は、最大のフラッシュメモリー・デバイスの集積度を指定します。

デュアルCFIフラッシュの場合、2つのCFIフラッシュメモリーの集積度の合計に相当する集積度を選択します。例えば、2つの512MBのCFIフラッシュを使用する場合、CFI 1 Gbitを選択します。

What is the flash interface data width
  • 8
  • 16
  • 32

フラッシュデータ幅をビット単位で指定します。フラッシュデータ幅は、使用するフラッシュメモリー・デバイスによって異なります。複数のフラッシュメモリー・デバイスをサポートするには、データ幅は接続されているすべてのフラッシュメモリー・デバイスで同一である必要があります。

2つのフラッシュメモリーのデータ幅の合計に相当するフラッシュデータ幅を選択します。例えば、デュアル・ソリューションをターゲットにしている場合、各CFIフラッシュデータ幅が16ビットであるため、32 bitsを選択する必要があります。

Allow user to control FLASH_NRESET pin
  • On
  • Off

フラッシュメモリー・デバイスのリセットピンに接続するために、Parallel Flash Loader II Intel® FPGA IPFLASH_NRESET ピンを作成します。Low信号はフラッシュメモリー・デバイスをリセットします。バーストモードでは、このピンはデフォルトで使用可能です。

表 27.   Quad SPI Flashに向けたParallel Flash Loader II Flash Interface Settingパラメーターこれらの設定は、Quad SPI Flashをターゲットとするフラッシュとして選択する際にのみ使用可能です。
オプション 説明
How many flash devices will be used?
  • 1
  • 2
  • 4
  • 8
Parallel Flash Loader II Intel® FPGA IPに接続するフラッシュメモリー・デバイスの数を指定します。
What's the Quad SPI flash device manufacturer?
  • Micron
  • Macronix

Quad SPI flash device manufacturerを指定します。

What is the Quad SPI flash device density?
  • QSPI 8Mbit
  • QSPI 16Mbit
  • QSPI 32Mbit
  • QSPI 64Mbit
  • QSPI 128Mbit
  • QSPI 256Mbit
  • QSPI 512Mbit
  • QSPI 1Gbit
  • QSPI 2Gbit
FPGAコンフィグレーションに対してプログラミングまたは使用されるフラッシュメモリー・デバイスの集積度を指定します。Macronixフラッシュメモリー・デバイスの場合、Parallel Flash Loader II Intel® FPGA IPに対しては、2Gbit のフラッシュメモリーを持つデバイスのみがサポートされています。
表 28.   Parallel Flash Loader II Flash Programmingパラメーター
オプション 説明
Flash programming IP optimization target
  • Area
  • Speed
フラッシュ・プログラミングIPの最適化を指定します。Speedに対してParallel Flash Loader II Intel® FPGA IPを最適化する場合、フラッシュのプログラミング・タイムは短縮されますが、IPではより多くのLEを使用します。Areaに対してParallel Flash Loader II Intel® FPGA IPを最適化する場合、IPではより少ないLEを使用しますが、フラッシュのプログラミング・タイムは長くなります。
Flash programming IP FIFO size
  • 16
  • 32
フラッシュ・プログラミングIPの最適化に対してSpeedを選択する場合のFIFOサイズを指定します。Parallel Flash Loader II Intel® FPGA IPは追加のLEを使用して、フラッシュ・プログラミング中にデータをプログラミングするために、一次的なストレージとしてFIFOを実装します。FIFOサイズが大きいほど、プログラミング・タイムは短くなります。
Add Block-CRC verification acceleration support
  • On
  • Off
検証を高速化するためのブロックを追加します。
表 29.   Parallel Flash Loader II FPGA Configurationパラメーター
オプション 説明
What is the external clock frequency? 外部クロックの周波数を指定します。 FPGAをコンフィグレーションするためのParallel Flash Loader II Intel® FPGA IPに対してユーザーが提供するクロック周波数を指定します。クロック周波数は、FPGAがコンフィグレーションに対して許容できる最大クロック (AVST_CLK) 周波数の2倍を超えてはいけません。Parallel Flash Loader II Intel® FPGA IPは、入力クロックの最大周波数を2で分周できます。
What is the flash access time? フラッシュ・データシートからアクセス時間を提供します。

フラッシュアクセス時間を指定します。この情報は、フラッシュ・データシートから入手できます。Intelは、必要な時間以上のフラッシュアクセス時間を指定することをお勧めします。

パラレルフラッシュに向けた単位はnsで、NANDフラッシュに向けた単位はusです。NANDフラッシュはバイトではなくページを使用するため、より長いアクセスタイムを必要とします。このオプションは、クアッドSPIフラッシュではディスエーブルされます。

What is the byte address of the option bits, in hex? オプションビットのバイトアドレスを指定します。

フラッシュメモリー内のオプションビットの開始アドレスを指定します。開始アドレスの位置は、8KB バイト境界の上にある必要があります。このアドレスは、.sof から .pof への変換時に指定したビット・セクター・アドレスと同じである必要があります。

詳細は、オプションビットの格納を参照してください。

Which FPGA configuration scheme will be used?
  • Avalon® -ST x8
  • Avalon® -ST x16
  • Avalon® -ST x32
Avalon® -STインターフェイスの幅を指定します。
What should occur on configuration failure?
  • Halt
  • Retry same page
  • Retry from fixed address
コンフィグレーションが失敗した後のコンフィグレーション動作を指定します。
  • Halt を選択すると、FPGAコンフィグレーションは失敗後に完全に停止します。
  • Retry same pageを選択すると、コンフィグレーション失敗後、Parallel Flash Loader II Intel® FPGA IPは失敗したページのデータを使ってFPGAをリコンフィグレーションします。
  • Retry from fixed addressを選択すると、Parallel Flash Loader II Intel® FPGA IP 固定のアドレスでFPGAをリコンフィグレーションします。
What is the byte address to retry from failure - Configuration failure optionでRetry from fixed addressを選択した場合、このオプションはコンフィグレーションが失敗した際に、Parallel Flash Loader II Intel® FPGA IPが読み出すフラッシュアドレスを指定します。
Include input to force reconfiguration
  • On
  • Off
FPGAのリコンフィグレーションをイネーブルするために、オプションのリコンフィグレーション入力ピン (pfl_nreconfigure) を含めます。
Enable watchdog timer on Remote System Update support
  • On
  • Off
リモート・システム・アップデートのサポート用に、ウォッチドッグ・タイマーをイネーブルします。このオプションをオンにすると、pfl_reset_watchdog 入力ピンと pfl_watchdog_error 出力ピンがイネーブルされます。このオプションは、ウォッチドッグ・タイマーがタイムアウトするまでの期間も指定します。このウォッチドッグ・タイマーは、pfl_clk frequencyの周波数で動作します。
Time period before the watchdog timer times out - ウォッチドッグ・タイマーのタイムアウト期間を指定します。デフォルトのタイムアウト期間は、100ms です。
Use advance read mode?
  • Normal mode
  • Intel Burst mode
  • 16 byte page mode (GL-S only)
  • 32 byte page mode (MT28EW)
このオプションにより、FPGAコンフィグレーション中の読み出しプロセスの全体的なフラッシュアクセス時間が改善されます。
  • Normal mode - すべてのフラッシュメモリーに適用可能
  • Intel Burst mode - バーストをサポートするデバイスに適用できます。シーケンシャル読み出しアクセス時間を短縮します。
  • 16 byte page mode (GL-S only) - Infineon GL-Sフラッシュメモリーにのみ適用可能
  • 32 byte page mode (MT28EW) - MT28EWにのみ適用可能
フラッシュメモリー・デバイスの読み出しアクセスモードの詳細については、それぞれのフラッシュメモリー・データシートを参照してください。
Latency count
  • 3
  • 4
  • 5
Intel Burst modeのレイテンシー・カウントを指定します 。