Agilex™ 7コンフィグレーション・ユーザーガイド

ID 683673
日付 4/01/2024
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ドキュメント目次

5.6.3. 初期リモート・システム・アップデート・イメージを使用したフラッシュメモリーのプログラミング

コマンドラインから初期リモート・システム・アップデート・イメージをプログラムできます。次のコマンドで、必要に応じて、output_file.jic.jic に置き換えます。
quartus_pgm -c 1 -m jtag -o "pvi;./output_file.jic"

また、 Quartus® Prime Programmerは、次の手順を実行して初期RSUアップデート・イメージをプログラミングします。

  1. Programmerを開き、Add Fileをクリックします。生成された .jic ファイル (output_file.jic) を選択し、Openをクリックします。
  2. .jic ファイルのProgram/Configureのチェックボックスを選択します。
  3. Startをクリックして、初期リモート・システム・アップデート・イメージを使用したフラッシュメモリーをプログラミングを開始します。
  4. プログレスバーが100% に達すると、コンフィグレーションが完了します。AS x4コンフィグレーション・スキームを使用してアプリケーション・イメージでAgilex 7デバイスを自動的にコンフィグレーションするには、ボードの電源を入れ直します。
    図 83. 初期RSUイメージを使用したフラッシュメモリーのプログラミング
    注: この例では、Direct to Factory Image ピンを割り当てません。その結果、デバイスはアプリケーション・イメージを使用してコンフィグレーションします。このアプリケーション・イメージは、デザインで Direct to Factory Image ピンを使用しない場合、デフォルトのイメージとなります。
  5. 次の例に示すように、RSU_STATUS コマンドを使用して、 デバイスでコンフィグレーションされている を確認します。
    1. Quartus® Prime開発ソフトウェア・プロ・エディションで、Tools > System Debugging Tools > System Consoleを選択して、システムコンソールを起動します。
    2. Tcl Consoleペインで、source rsu1.tcl と入力して、リモート・システム・アップデート・コマンドを実行するためのTclスクリプトの例を開きます。rsu1.tcl へのリンクについては、「関連情報」を参照してください。
    3. 現在のリモート・システム・アップデート状態を確認するには、rsu_status コマンドを入力します。現在実行中のイメージアドレスは、リモート・システム・アップデートのレポートから取得できます。現在のイメージアドレスは、.map ファイルに出力されるアプリケーション・イメージの開始アドレスと一致する必要があります。
    図 84. rsu1.tcl で利用可能な Tcl コマンドの実行