Agilex™ 7コンフィグレーション・ユーザーガイド

ID 683673
日付 4/01/2024
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ドキュメント目次

5.4.2.1. RSUイメージのサブパーティションのレイアウト

RSUイメージのサブパーティション・レイアウト・テーブルは、QSPIフラッシュに保存されているRSUイメージのレイアウトを示しています。

ファクトリー・イメージに変更が加えられることが予想される場合は、追加のメモリー領域を予約することを検討してください。デフォルトでは、 Quartus® Prime Programming File Generatorは、ファクトリー・イメージ用に追加の256KB のメモリースペースを予約します。パーティション・サイズを増やすには、初期RSUイメージの生成の説明に従って、パーティションの編集ダイアログボックス・ウィンドウで終了アドレスの値を更新します。

注: 新しいファクトリー・イメージのサイズが割り当てられたパーティション・サイズよりも大きい場合、その隣のSPTおよびCPBブロックが上書きされ、判断ファームウェアがCPBを正しく読み取ることができず、その後のリコンフィグレーション中にファクトリー・イメージにフォールバックします。
表 50.  RSUイメージのサブパーティションのレイアウト
フラッシュオフセット サイズ (バイト) コンテンツ サブ・パーティション名
0K 512K 決定ファームウェア BOOT_INFO
512K 512K 決定ファームウェア
1 M 512K 決定ファームウェア
1.5M 512K 決定ファームウェア
2M 8K + 24K pad 決定ファームウェア・データ
2M + 32K 32K SDM用に予約済みです。
2M + 64K 製品により異なる ファクトリー・イメージ FACTORY_IMAGE
Next 4K + 28Kまたは60K pad サブ・パーティション・テーブル・コピー0 SPT0
Next 4K + 28Kまたは60K pad サブ・パーティション・テーブル・コピー1 SPT1
Next 4K + 28Kまたは60K pad ポインター・ブロック (コピー0) CPB0
Next 4K + 28Kまたは60K pad ポインター・ブロック (コピー1) CPB1

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製品により異なる アプリケーション・イメージ1 ユーザーによる決定

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製品により異なる アプリケーション・イメージ2 ユーザーによる決定
注: SPTとCPBのデフォルトのサイズは、32K (4K data + 28K pad) です。オプションで、SPTとCPBのサイズを64K (4K data + 60K pad) にコンフィグレーションすることができます。

Quartus® Prime Programming File Generatorを使用すると、多数のユーザー・パーティションを作成できます。 これらのパーティションには、アプリケーション・イメージや、 Second Stage Boot Loader (SSBL)、Linux* カーネル、および Linux* ルート・ファイル・システムをはじめとするアイテムを含めることができます。

初期フラッシュイメージを作成する際、アプリケーション・イメージ用に最大7つのパーティションを作成できます。空のパーティションの作成には制限はありません。