インテルのみ表示可能 — GUID: sss1441694013315
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3.1.3. AVST_READY信号
Parallel Flash Loader II Intel® FPGA IPをコンフィグレーション・ホストとして使用する場合、AVST_READY 同期ロジックが含まれています。
Agilex 7デバイスが送信する AVST_READY 信号は、AVSTx8_CLK または AVST_CLK と同期されていません。Agilex 7デバイスを正しくコンフィグレーションするには、ホストは次の制約を守る必要があります。
- ホストは、2段階のレジスター・シンクロナイザーによって発生する遅延を含め、AVST_READY 信号のディアサート後に6つ以上のデータワードを駆動してはいけません。
- ホストは、2段階のレジスター・シンクロナイザーを使用して AVST_READY 信号を AVST_CLK 信号に同期させる必要があります。以下に2段階のレジスター・シンクロナイザーのRTL (Register Transfer Level) のコード例を示します。
always @(posedge avst_clk or negedge reset_n) begin if (~reset_n) begin fpga_avst_ready_reg1 <= 0; fpga_avst_ready_reg2 <= 0; else fpga_avst_ready_reg1 <= fpga_avst_ready; fpga_avst_ready_reg2 <= fpga_avst_ready_reg1; end end
ここでは、- AVST_CLK信号は、Parallel Flash Loader II Intel® FPGA IPまたは Avalon® -STコントローラー・ロジックのいずれかから来ています。
- fpga_avst_ready は、Agilex 7デバイスからの AVST_READY 信号です。
- fpga_avst_ready_reg2 信号は、AVST_CLK に同期した AVST_READY 信号です。
オプションとして、CONF_DONE 信号を監視することで、フラッシュがすべてのデータをFPGAに送信したこと、またはコンフィグレーション・プロセスが完了したことを把握することができます。
Parallel Flash Loader II Intel® FPGA IPをコンフィグレーション・ホストとして使用する場合、 Quartus® Prime開発ソフトウェアを使用してバイナリー・コンフィグレーション・データをParallel Flash Loader II Intel® FPGA IPを介してフラッシュメモリーに保存することができます。
Avalon-ST Adapter IPをコンフィグレーション・ホストの一部として使用する場合は、Source Ready Latencyの値を1から6の間に設定します。
Avalon-ST x8コンフィグレーション・スキームでは、SDMピンのみを使用します。Avalon-ST x16およびx32コンフィグレーション・スキームでは、兼用I/Oピンのみを使用します。これらのピンはコンフィグレーション後、汎用I/Oピンとして使用することができます。