インテル® Cyclone® 10 GXコアファブリックおよび汎用I/Oハンドブック

ID 683775
日付 8/13/2021
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ドキュメント目次

4.2.4. クロック・フィードバック・モード

クロック・フィードバック・モードは、クロック出力の立ち上がりエッジと PLL クロック入力の立ち上がりエッジを揃えるために、クロック・ネットワークの遅延を補償します。デザインのタイミング・クリティカル・クロック・パスを補償するにあたって、適切なタイプを選択します。

PLL 補正は必ずしも必要ではありません。補償の必要性が特定されない限り、PLL は ( 補償のない ) ダイレクトモードで設定する必要があります。ダイレクトモードは最高の PLL ジッター性能を提供し、補償クロックリソースの不要な消費を回避します。

デフォルトのクロック・フィードバック・モードは、直接補償モードになっています。

fPLL は次のクロック・フィードバック・モードをサポートします。

  • 直接補償
  • フィードバック補償ボンディング

I/O PLL は次のクロック・フィードバック・モードをサポートします。

  • 直接補償
  • 通常補償
  • ソース・シンクロナス補償
  • LVDS 補償
  • ゼロ遅延バッファー (ZDB) 補償
  • 外部フィードバック (EFB) 補償