インテル® Cyclone® 10 GXコアファブリックおよび汎用I/Oハンドブック

ID 683775
日付 8/13/2021
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ドキュメント目次

5.6.4.1. インテル® Cyclone® 10 GX デバイスのトランスミッター・ブロック

専用回路は、真の差動バッファー、シリアライザー、およびトランスミッターとレシーバー間で共有できるI/O PLLでコンフィグレーションされています。シリアライザーは、FPGAファブリックから最大10 ビット幅のパラレルデータを取得し、それをロードレジスターにクロックします。その後、データを差動バッファーに送信する前にI/O PLLによってクロックされたシフトレジスターを使用して、データをシリアライズ化します。パラレルデータのMSBが最初に送信されます。

注: LVDS SERDES チャネルを駆動する整数 PLL モードで動作する必要があります。シリアライザーをバイパスしても、PLL は必要ありません。
図 89. LVDS トランスミッター次の図は、トランスミッターのブロック図を表しています。SDR および DDR モードでは、データ幅はそれぞれ 1 ビットおよび 2 ビットです。