インテル® Cyclone® 10 GXコアファブリックおよび汎用I/Oハンドブック

ID 683775
日付 8/13/2021
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ドキュメント目次

5.6.5.1.4. デシリアライザー

デシリアライゼーション・ファクターは、 インテル® Quartus® Prime開発ソフトウェアを使用して、スタティックに x3、x4、x5、x6、x7、x8、x9、または x10 に設定できます。

IOEには、DDRまたはSDRモードで動作可能な2つのデータ入力レジスターがあります。 DDR(x2)およびSDR(x1)操作をサポートするためにデシリアライザーをバイパスすることができます。デシリアライザーのバイパスは、GPIO IPコアを介してサポートされます。

図 95. デシリアライザーのバイパス次の図は、デシリアライザーのバイパスパスを表しています。


  • SDRモードでデシリアライザーをバイパスした場合:
    • IOEデータ幅は1ビットです。
    • レジスターされた入力経路は時計を必要とします。
    • データはIOEを介して直接渡されます。
  • DDRモードでデシリアライザーをバイパスした場合:
    • IOEデータ幅は2ビットです。
    • GPIO IPコアにはクロックが必要です。
    • rx_inclockはIOEレジスタをクロックします。クロックはrx_inと同期している必要があります。
    • データからクロックへのスキューを制御する必要があります。

デシリアライザーをバイパスする際、DPA およびデータ・リアライメント回路は使用できません。