インテル® Cyclone® 10 GXコアファブリックおよび汎用I/Oハンドブック

ID 683775
日付 8/13/2021
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ドキュメント目次

5.6.5. インテル® Cyclone® 10 GX デバイスの差動レシーバー

レシーバーは、トランスミッターとレシーバーで共有できる差動バッファーと I/O PLL、DPA ブロック、シンクロナイザー、データ・リアライメント・ブロック、およびデシリアライザーを有します。差動バッファーは LVDS、mini-LVDS、および RSDS 信号レベルを受信することができます。また、レシーバーピンの I/O 規格は、 インテル® Quartus® Prime開発ソフトウェアの Assignment Editor で LVDS、mini-LVDS、または RSDS にスタティックに設定することができます。

注: LVDS SERDES チャネルを駆動する整数 PLL モードで動作する必要があります。シリアライザーをバイパスしても、PLL は必要ありません。
表 54.  差動レシーバーの専用回路および機能
専用回路 / 機能 概要
差動 I/O バッファー LVDS、mini-LVDS、および RSDS をサポート
SERDES 最大 10 ビット幅のシリアライザー
PLL ( フェーズ・ロック・ループ ) データ・シンクロナイザーのためにクロックの異なる位相を生成
データ・リアラインメント ( ビットスリップ ) ビット・レイテンシーをシリアルデータに挿入
DPA シリアルデータの位相に最も近い位相を選択
シンクロナイザー (FIFO バッファー ) データとレシーバーの入力リファレンス・クロック間における位相差を補償
スキュー調整 マニュアル
オンチップ終端 (OCT) LVDS I/O 規格で100 Ω