インテル® Cyclone® 10 GXコアファブリックおよび汎用I/Oハンドブック

ID 683775
日付 8/13/2021
Public
ドキュメント目次

8.2.2.1. ECCを有効にするためのRAMのコンフィグレーション

ECCを有効にするには、RAMを独立した読み出しアドレスと書き込みアドレスを持つ2ポートRAMとしてコンフィグレーションします。この機能を使用しても、使用可能なロジックが減ることはありません。

ECCチェック機能により出力遅延が追加されますが、NSMAX 一般的なロジックで実装された同等のソフトECCブロックと比較するとハードECCの方がはるかに高くなります。さらに、修正されたデータ出力ポートで出力レジスターを使用するようにECC対応RAMをコンフィグレーションすることにより、M20KブロックのハードIPをパイプライン化できます。この実装により、パフォーマンスが向上し、遅延が追加されます。

専用回路のないデバイスの場合、ECCの生成とチェック機能を実行するALTECCIPコアをインスタンス化することでECCを実装できます。
メモリーストレージとECC