インテル® Cyclone® 10 GXコアファブリックおよび汎用I/Oハンドブック

ID 683775
日付 8/13/2021
Public
ドキュメント目次

10.7. インテル® Cyclone® パワー・マネジメント・ユーザーガイド

インテル® Cyclone® デバイスでは、特定のパワーアップ・シーケンスおよびパワーダウン・シーケンスを必要とします。この項では、電源管理オプションのいくつかについて説明し、デバイスのパワーアップおよびパワーダウン時の適切なI/O管理について説明します。電源ソリューションのデザインでは、完全な電源シーケンスが適切に制御されるようにしてください。

この項の要件に従って、I/O機能に影響を与える可能性がある、FPGAデバイスへの予測不可能な電流の流れを防ぐ必要があります。 インテル® Cyclone® デバイスでは、下の表に記載されている条件を除き、「ホットソケット」をサポートしていません。次の表では、電源が供給されていないピンでパワーアップおよびパワーダウン・シーケンス中に許容できる範囲も示しています。

表 99.  ピン公差 - パワーアップ/パワーダウン'√'は許容されます。 ' - 'は適用されません。
  パワーアップ パワーダウン
ピン・タイプ トライステート GNDに駆動 VCCIOに駆動 <1.1 Vp-pで駆動 トライステート GNDに駆動 VCCIOに駆動 <1.1 Vp-pで駆動
3VIO banks - - - - -
LVDS I/Oバンク 31 - 31 -
差動トランシーバー・ピン - -
31 デバイス電源の未投入時、またはパワーアップ/ダウン時に、LVDS I/Oバンクピンに許容される最大電流 = 10 mA (「無動力のFPGAピンのLVDS I/Oピンのガイダンス」を参照してください。)