インテルのみ表示可能 — GUID: ast1490343032313
Ixiasoft
インテルのみ表示可能 — GUID: ast1490343032313
Ixiasoft
10.6. パワーオン・リセット回路
POR 回路は、電源の出力が推奨される動作範囲に達するまで インテル® Cyclone® 10 GXデバイスをリセット状態を維持します。
POR イベントは、 インテル® Cyclone® 10 GXデバイスの電源を投入すると、すべての電源が最大電源ランプ時間tRAMP の範囲内で推奨される動作範囲に達するまで発生します。tRAMP に満たない場合、デバイスのコンフィグレーションは成功せず、 インテル® Cyclone® 10 GXデバイスの I/O ピンとプログラミング・レジスターはトライステートに維持されます。
インテル® Cyclone® 10 GXの POR 回路は個々の検出回路を使用して、コンフィグレーションに関連するそれぞれの電源を個別にモニタリングします。メイン POR 回路は、個々の検出すべての出力によりゲートされています。メイン POR 信号は電力が上昇を開始するとアサートされます。この信号は、最後に立ち上がる電源が POR トリップレベルに達して、POR 遅延が経過した後にリリースされます。POR 遅延の時間は、MSELピンの設定により高速または標準に選択することがができます。
CvP(Configuration via Protocol)コンフィグレーション手法では、最初の電力上昇から最後の電力上昇までの合計ランプ時間が10 ms未満である必要があります。高速POR を選択し、PCIeリンクの初期化とコンフィグレーションのために十分な時間を確保する必要があります。
ユーザーモードでは、モニタリングされている電源のいずれかがPORトリップ・レベルを下回るとメインPOR信号がアサートされます。POR信号のアサートによりデバイスは強制的にリセット状態になります。
POR 回路はパワーアップ・モード中に、VCCPT とVCCPGM の電源で駆動される I/O レベルシフターの機能をチェックします。メイン POR 回路は、個別のすべての POR 回路が POR 信号をリリースするまで待機してからコントロール・ブロックにデバイスのプログラミング開始を許可します。