Quartus® Primeプロ・エディションのユーザーガイド: デバッグツール

ID 683819
日付 7/08/2024
Public
ドキュメント目次

7.3.1.1. Main View

System ConsoleのMain Viewでは、ツールキットが対象とするIPの特定のパラメーター値を視覚化できます。これらのパラメーター値は、コンパイル時のパラメーター化からの静的値、またはランタイム時にハードウェアから読み出される動的値 (CSRレジスターからの読み出しなど) になります。

Main ViewのGUIコントロールを使用すると、ハードウェア上のIPを制御またはコンフィグレーションできます。

System ConsoleのMain View

ツールキットを使用している場合は、Main Viewでテーブルにカラムを追加または削除できます。テーブルヘッダーを右クリックし、右クリックメニューでEdit Columnsを選択します。次の図に示すように、Select column headersダイアログボックスが表示され、さらにカラムを追加するかどうかを選択できます。

図 113. Main Viewテーブルでのカラムの選択

Parametersペイン

Main Viewには、グローバル・パラメーター (特定のチャネルに関連付けられていないパラメーター) 用とチャネル・パラメーター (チャネルに関連付けられているパラメーター) 用の2つのタブがあるParametersペインがあります。Channel Parametersタブには、System Console Toolkit Explorerに表示されるように、Status Tableでのチャネルロウの選択に基づいて、チャネルごとのパラメーター・エディターが表示されます。

Status Tableペイン

チャネルを定義していないツールキットの場合、Status Tableは表示されません。Status Tableを使用すると、コレクションまたはツールキット・インスタンスのすべてのチャネルのステータス情報を表示したり、System ConsoleのToolkit Explorerに表示されるように、複数のチャネルにわたってアクションを実行したりできます。目的のチャネルを選択し、右クリックしてActionsサブメニューを調べることで、複数のチャネルにまたがる一括アクションを実行できます。

Status Tableを使用して、Parameters Paneに表示するチャネルを選択することもできます。Status Tableで選択したチャネルは、Parameters Paneに表示されます。Status Tableで現在選択されているチャネルに関係なく、チャネルのPin設定を使用してチャネルを表示できます。

独自のツールキットを開発する場合は、ツールキットTcl APIを使用してMain ViewのレイアウトとGUI要素をデザインできます。また、各GUI要素がハードウェアとどのように対話するかを定義することもできます。