Quartus® Primeプロ・エディションのユーザーガイド: デバッグツール

ID 683819
日付 7/08/2024
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ドキュメント目次

2.4.7. パイプライン設定の指定

Pipeline factor設定で表示されるパイプライン・レジスターの数は、 Quartus® Prime開発ソフトウェアによって追加できます。これにより、Signal Tapロジック・アナライザーのfMAXが増加します。

Signal Tap GUIからPipeline factorを指定するには、次を実行します。

  • Signal Configurationペインで、Pipeline factorの指定を0から5の範囲で行います。デフォルト値は0です。
注: Pipeline factorの設定によって、fMAXが必ずしも増加するわけではありません。これは、パイプライン・レジスターがクリティカル・パス内に存在しない場合があるためです。

または、HDLインスタンス化によるSignal Tapインスタンスの作成 で説明されているとおり、パイプライン・パラメーターをHDLインスタンス化の一部として指定することもできます。

注: Signal Tap Intel® FPGA IPの最適化は、 Hyperflex® アーキテクチャーに対しては行われません。