Quartus® Primeプロ・エディションのユーザーガイド: デバッグツール

ID 683819
日付 7/08/2024
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ドキュメント目次

2.8.5. キャプチャしたSignal Tapデータの保存

データキャプチャを保存する場合、Signal Tapロジック・アナライザーでは、このデータをアクティブな .stp ファイルに格納し、Data Logでは、そのキャプチャを現在のコンフィグレーションのログエントリーとして追加します。

Signal Tap解析をAutorun Analysisに設定すると、Signal Tapロジック・アナライザーが繰り返し取得モードで起動され、ロジック・アナライザーでは、Data Logに個別のエントリーを作成し、キャプチャされたデータの格納をトリガーが発生するたびに行います。この保存により、各トリガーイベントごとにキャプチャされたデータの確認ができます。

ログのデフォルト名は、ロジック・アナライザーがデータを取得したときのタイムスタンプから取得されます。ベスト・プラクティスとしては、データログの名前をよりわかりやすい名前に変更します。

ログの構成は階層的です。ロジック・アナライザーでは、トリガーセット内のキャプチャされたデータと同様のログをグループ化します。