Quartus® Primeプロ・エディションのユーザーガイド: デバッグツール

ID 683819
日付 7/08/2024
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ドキュメント目次

2.4.6.11.6. State-Based Storage Qualifier機能

State-Based Storage Qualifierタイプを選択すると、start_store および stop_store アクションがイネーブルになります。これらのアクションをState-basedトリガーフローの式と併用すると、取得バッファーに書き込まれるデータの制御に最大限の柔軟性が得られます。

注: start_store および stop_store コマンドが適用できるのは、非セグメント化バッファーに対してのみです。

start_store および stop_store コマンドは、start/stop storage qualifierモードの開始および停止条件に似ています。ストレージ・クオリフィケーションをイネーブルすると、Signal Tapロジック・アナライザーによるデータの取得バッファーへの書き込みは、start_store コマンドが発生するまで行われません。ただし、ステートベースのstorage qualifierタイプでは、trigger コマンドをトリガーフロー記述の一部として含める必要があります。この trigger コマンドは、取得を完了し、結果を波形ディスプレイに表示するために必要です。