Quartus® Primeプロ・エディションのユーザーガイド: デバッグツール

ID 683819
日付 7/08/2024
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ドキュメント目次

2.4.6.10. シーケンシャル・トリガー

シーケンシャル・トリガーを指定すると、Signal Tapロジック・アナライザーでは、各条件を順番に評価します。シーケンシャル・トリガー・フローを使用すると、最大10レベルのトリガー条件のカスケードができます。

最後のトリガー条件が TRUE と評価されると、Signal Tapロジック・アナライザーによるデータ取得が開始します。セグメント化バッファーの場合、最初の取得セグメントの後の各セグメントは、指定した最後の条件で開始します。セグメント化バッファーがイネーブルになっている場合、Signal Tap Nodeはこの最終条件列にSegという注釈を付けます。Simple Sequential Triggering機能を使用すると、基本トリガー、比較トリガー、高度なトリガー、またはこれら3つすべての組み合わせを指定できます。次の図では、非セグメントバッファーとセグメントバッファーのシンプル・シーケンシャル・トリガー・フローを示しています。取得バッファーは、n個 (n <10) のトリガーレベルがすべて満たされたときにキャプチャを開始します。

図 52. シーケンシャル・トリガー・フロー

Signal Tapロジック・アナライザーでは、外部トリガーをレベル 0 とみなします。外部トリガーの評価は、ほかのトリガー条件より先に行われます。