Quartus® Primeプロ・エディションのユーザーガイド: デバッグツール

ID 683819
日付 7/08/2024
Public
ドキュメント目次

2.4.6.11.3. Resourcesペイン

Resourcesペインでは、ステータスフラグとカウンターの宣言をCustom Triggering Flowの条件式に対して行うことができます。

  • カウンターの増分/減分やステータスフラグの設定/クリアは、トリガーフロー内で実行できます。
  • 指定できるのは、最大20個のカウンターと20個のステータスフラグです。
  • カウンターフラグおよびステータスフラグの初期化には、テーブル内のロウを右クリックし、Set Initial Valueを選択します。
  • カウンター幅の指定には、表中のカウンターを右クリックし、Set Widthを選択します。
  • トリガーフロー仕様のデバッグの支援のため、ロジック・アナライザーでは、カウンターおよびフラグ値の動的更新を、取得開始後に行います。

Configurable at runtime設定では、実行に変更するオプションの制御ができます。このとき、リコンパイルは不要です。

表 14.  State-basedトリガーフローでのランタイムのリコンフィグレーションが可能な設定
設定 説明
goto アクションのデスティネーション ステート遷移のデスティネーションの変更がランタイムにできます。
比較値 ブール式の比較値をランタイムに変更できます。さらに、segment_trigger およびトリガー・アクション・ポストフィルcount引数も実行時に変更できます。
比較演算子 ブール式の演算子の変更がランタイムにできます。
論理演算子 ブール式の論理演算子の変更がランタイムにできます。