Quartus® Primeプロ・エディションのユーザーガイド: デバッグツール

ID 683819
日付 7/08/2024
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ドキュメント目次

7.4. System Consoleでのツールキットの起動

System Consoleは、使用可能なシステム・デバッグ・ツールキット を実行するためのハードウェア・デバッグ・インフラストラクチャーを提供します。デバッグ対応の Intel® FPGA IPを含むデザインをToolkit Explorerにロードすると、Toolkit Explorerはデザイン内のIPで使用できるツールキットを自動的に一覧表示します。

System Consoleでツールキットを起動するには、次の手順に従います。

  1. デバッグ対応の Intel® FPGA IPを含む Quartus® Primeプロジェクトを作成します。System Consoleと相互作用するIPコア を参照してください。
  2. Compilation Dashboardで、Assemblerをダブルクリックして、デザイン用の .sof プログラミング・ファイルを生成します。Assemblerが起動する前に、必要なCompilerステージが自動的に実行されます。
  3. System Consoleの起動 の説明のとおり、System Consoleを起動します。
  4. Toolkit Explorerで、Load Designをクリックし、ステップ2で作成した .sof ファイルを選択します。デザインをロードすると、Toolkit Explorerによってデバッグ対応のIPインスタンスが表示されます。
  5. デバッグ対応のIPインスタンスを選択します。Detailsペインには、ツールキットを起動できるチャネルが表示されます。
  6. ツールキットを起動するには、Detailsでツールキットを選択します。チャネルのあるツールキットの場合は、Detailsペインから1つ以上のチャネルを複数選択することもできます。次に、Open Toolkitをクリックします。ツールキットがMain Viewで開き、Collectionsペインに選択したチャネルのコレクションが表示されます。
  7. コレクションを後で使用できるように保存するには、コレクションを右クリックし、Export Collectionをクリックします。コレクションをロードするには、Collectionsペインで右クリックし、Import Collectionをクリックします。デフォルトでは、ツールキットを起動すると、System Consoleによってコレクションが作成されます。
図 123. System Consoleでのツールキットの起動