Quartus® Primeプロ・エディションのユーザーガイド: デバッグツール

ID 683819
日付 7/08/2024
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ドキュメント目次

2.11. Signal Tapロジック・アナライザーのデザイン例

Application Note 845: Signal Tap Tutorial for Intel Arria 10 Partial Reconfiguration Designには、パーシャル・リコンフィグレーション・デザインを使用したSignal Tapデバッグを示すデザイン例が含まれています。デザイン例には、32ビット・カウンターが1つあります。ボードレベルでは、デザインはクロックを50MHzソースに接続し、出力をFPGA上の4つのLEDに接続します。特定のシーケンスでカウンタービットから出力を選択すると、LEDが特定の周波数で点滅します。この例では、DMA転送の開始を示します。このチュートリアルでは、ベースリビジョンの作成時にデバッグ・ファブリックをPR領域に拡張し、実装リビジョンでデバッグ・コンポーネントを定義することによって、PRデザインで信号をタップする方法を示します。

Application Note 446: Debugging Nios® II Systems with the Signal Tap Logic Analyzerには、 Nios® IIプロセッサー、ダイレクト・メモリー・アクセス (DMA) コントローラー、オンチップメモリー、および外部SDRAMメモリーへのインターフェイスを備えたデザイン例が含まれています。ボタンを押すと、プロセッサーではDMA転送を開始します。この解析には、Signal Tapロジック・アナライザーを使用します。この例の Nios® IIプロセッサーでは、単純なCプログラムをオンチップメモリーから実行し、ボタンが押されるまで待機します。