AN 886: インテル® Agilex™ デバイスのデザイン・ガイドライン

ID 683634
日付 1/07/2022
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ドキュメント目次

5.1.3.4. リモート・システム・アップデート (RSU) 機能に対するDirect to Factoryピンのサポート

インテル® Agilex™ SoCでは、RSU機能をサポートしています。RSUによるデバイス・リコンフィグレーションの実装には、すべての インテル® Agilex™ デバイスで使用可能な専用RSU回路を使用します。この機能を使用すると、必要に応じて、複数のプロダクション・イメージをフェイルセーフのファクトリー・イメージと一緒に外部SDMフラッシュ上に格納できます。PORが終了すると、SDMでは、プロダクション・イメージを特定のシーケンスでロードしようとします。プロダクション・イメージのロードがすべて失敗した場合は、フェイルセーフのファクトリー・イメージがロードされます。

ガイドライン: Direct to Factory Image ピンを使用して、SDMに指示し、PORの終了時にFactory ImageまたはApplication Imageをロードさせます。

Direct to Factory Image は、オプションのピンです。これをRSU機能と併用します。1 このピンがPOR中にアサートされた場合、SDMでは、プロダクション・イメージのロードは試みません。代わりに、SDMでは、ファクトリー・イメージのロードを外部SDMフラッシュから直接行います。

HPSとRSU機能を併用する方法について詳しくは、 インテル® Agilex™ コンフィグレーション・ユーザーガイド を参照してください。

1 ファクトリー・イメージとアプリケーション・イメージの両方が、SDMフラッシュに格納されます。