AN 886: インテル® Agilex™ デバイスのデザイン・ガイドライン

ID 683634
日付 1/07/2022
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ドキュメント目次

5.2.2.3.3. 兼用ピンおよび特殊ピンの接続

表 32.  兼用ピンおよび特殊ピンの接続のチェックリスト
番号 チェック欄 チェックリストの項目
1   兼用ピンを通常のI/Oとして使用する場合は、兼用ピンを設定し、制約を確認します。

インテル® Agilex™ デバイスでは、I/Oの柔軟性を兼用コンフィグレーション・ピンによって実現します。兼用コンフィグレーション・ピンを汎用I/Oとして使用できるのは、デバイス・コンフィグレーションの完了後です。各兼用ピンの設定の選択は、Device and Pin OptionsダイアログボックスのDual-Purpose Pinsカテゴリーで行います。コンフィグレーション・スキームに応じて、兼用コンフィグレーションの予約は、通常のI/Oピン、トライステートの入力、グランドを駆動する出力、または不特定の信号を駆動する出力として行います。

専用クロック入力では、プログラマブル・クロック配線ネットワークを駆動します。専用クロック入力を汎用入力ピンとして使用できるのは、クロックピンとして使用していない場合です。クロック入力を汎用入力として使用する場合、I/OレジスターではALMベースのレジスターを使用します。これは、クロック入力ピンには専用I/Oレジスターが含まれていないためです。

デバイス全体のリセットピンおよびクリアピンは、イネーブルされていない場合は、デザインI/Oとして使用できます。